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2008-10-10 ArtNo.41524
◆Reliance、小売り子会社3社の合併検討
【ニューデリー】小売り業況が下降線を辿る中、Reliance Industries Ltd(RIL)は傘下の小売り事業3社、Reliance Hypermart/Reliance Super/コンビニ・チェーンReliance Freshの経営統合の可能性を検討している。グループはこれら3種類の小売りチェーンをそれぞれ独立のプロフィット・センターとし、小売りビジネスに乗り出したが、1年足らずで戦略に見直しを強いられている。
エコノミック・タイムズが10月6日、小売業界筋の言として伝えたところによると、合併構想はまだ初歩的検討段階にあり、グループは最終方針を決めていない。とは言えRILスポークスマンは、合併が検討されている事実はないとしている。
Reliance Retail Ltd(RRL)はこれら3社を通じ合計650店余りの店舗網を展開しているが、既に人員削減等、様々な手段を講じ、コスト削減に努めている。またグジャラート州Ahmedabadのハイパーマーケットのサイズを3分の1ほど縮小した。
3社の合併は規模の経済性を実現、人員合理化、重複支出の削減に役立つものと見られる。消息筋によるとグループは近くReliance SuperとReliance Hyperの情報技術(IT)/人事部門の統合化に着手する見通しだ。
RILは、当初異なる消費者層をターゲットにしたハイパーマーケット/スーパーマーケット/コンビニエンスストアは、異なる市場戦略に基づきそれぞれ独立の部門に経営される必要があると考えた。しかし今では、同方針に見直しを強いられている。
インドの小売り産業は潜在的に数十億ドルの市場規模を有するとされ、ここ数年内外の多くのヘビー級企業の関心を呼んで来た。RIL自身こうした潮流に乗って同部門に参入した。しかし、16年来のピークに達したインフレ、高金利、経済全般のスローダウン、世界的金融波乱と言った一連のマイナス要因が重なり、小売りビジネスの環境は一変した。困難に直面しているのはRILだけではないが、小売り事業に対する経験の浅さが、RILの直面する困難を一層増幅させたものと見られる。他の小売りプレーヤーは、コストにより敏感だが、RILの小売りビジネスには浪費の嫌いがあり、観測筋はそのことも有って戦略の見直しを強いられたものと見ている。とは言え、RILはこうした困難に耐え得る強力な財政基盤も備えていると言う。
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