【ムンバイ】中国の通信機器製造会社ZTE Corporationは、マレーシアのテレコム企業Maxis Communicationsのインド子会社Aircelから4億米ドルのGSM(global system for mobile communications)設備納入契約を獲得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが10月14日報じたところによると、これはZTEがインドの民間テレコム企業から獲得した最大の契約。Maxisが74％出資するAircelは1100万人以上の携帯電話契約者を擁し、通信ネットワークの拡張を図っている。
年商70億米ドル、中国第2の通信機器メーカー、ZTEは2007年にインドで800万ユニットの携帯電話端末を販売、7億米ドルの売上げを達成した。今会計年度はこれまでに350万ユニットを販売している。同社は携帯電話の世界市場における売上げの20％をインドで稼ぐことを目指しており、インドを中国以外の最も重要な市場と見なしている。