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2008-12-01 ArtNo.41706
◆シンガポール、米英抜き第2の外国直接投資国に
【ニューデリー】シンガポールは、インドに対する外国直接投資(FDI)の額で米国と英国を抜き第2位に浮上した。
エコノミック・タイムズが11月22日伝えたところによると、7月と8月にシンガポールから流入したFDIの額は10億米ドルをマーク、米国の3億米ドル及び英国の5000万米ドルを大きく上回った。タックスヘイブンのモーリシャスがナンバー・ワンの座を維持した。
シンガポールからの2006-07年通年のFDI流入額は5億7000万米ドル、これに対して米国は8億5600万米ドル、英国は18億7800万米ドルだった。今会計年度に入っても7月以前は米国が2位、英国が3位で、シンガポールは4位につけていた。シンガポールからのFDI流入が急増した理由としては、シンガポール政府投資会社2社Government of Singapore Investment Corporation(GIC)とTemasekによる投資の増加が考えられる。これら2社は最近インド国内でプライベート・エクイティー(PE)投資を積極的に展開している。両社はカレンダー・イヤー2007年に合計34億米ドルの取引を行っており、同年のPE取引全体の18%を占めた。
産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)の統計によると、2000-01年4月から2008-09年8月の間に流入したFDIの累積額では、モーリシャスが310億米ドルでトップ、シンガポールが60億7000万米ドルで2位につけている。以下3位米国56億8000万米ドル、4位英国48億4000万米ドルと続く。シンガポールは2000年以来今年6月までのFDI流入額全体の7.8%を占めたが、今ではそのシェアが8.3%に拡大している。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが26日、DIPPのデータを引用し報じたところによると、今年上半期(2008/4-9)のFDI流入額は合計172億1000万米ドルと、昨年同期の72億5000万米ドルを137%上回った。DIPPのAjay Shankar次官によると、9月末までのFDIの流入量は膨大で、今年後半にもこうした勢いが衰える兆しはない。例えばGeneral MotorsとToyotaが実行中のプロジェクトは継続される見通しだ。インド政府は財政・通貨政策を通じ需要の拡大に努めており、外国投資規制も緩和されたことから、FDIの流入がスローダウンする恐れはないと言う。
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