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2008-12-10 ArtNo.41746
◆NMDC、鉄鉱石国内長期契約価格を25%引き下げ
【ニューデリー】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は、鉄鉱石の国内長期契約価格を12月1日に遡って25%引き下げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが12月5日報じたところによると、NMDCは4日の取締役会で以上の方針を決めた。これにより粉鉱(IOF:iron ore fines)のトン当たり価格は470ルピー、標準サイズ塊鉱(CLO:calibrated lump ore)と直接還元標準サイズの塊鉱(DRCLO:direct reduced calibrated lump ore)のトン当たり価格は860ルピー、それぞれ引き下げられる。NMDCのRana Som会長兼MDが取締役会後語ったところによると、新価格は2009年3月末まで維持される。新価格はこれまでのトン当たり1900~4100ルピーから1500~3500ルピーになった。しかし輸出価格は影響を受けない。
NMDCの顧客にはJSW Steel Ltd/Ispat Industries Ltd(IIL)/Essar Steel Ltd(ESL)/Vishakhapatnam Steel Plantの他、より小規模な多くのプレーヤーが含まれる。国内の二大メーカーSteel Authority of India Ltd(SAIL)とTata Steel Ltd(TSL)は独自の鉱山を保持している。
地元鉄鋼業界は概して同値下げに冷淡な姿勢を見せている。JSWのSeshagiri Rao財務担当重役は、「値下げは多少に関わらず歓迎するが、現在のスポット市場価格や経済状況からすれば、もっと大幅な値下げがあって当然」と指摘した。IILオフィシャルも「遅きに失し、小幅過ぎる。2008年4月以降の値上げは帳消しにされるものと期待していたが、失望した」と語った。ESLのスポークスパースンも「少なくとも40%の値下げがなされるものと期待していた」としている。
NMDCはこれ以前に塊鉱の長期契約価格を33%、CLOのそれを36%、DRCLOのそれを40%引き上げ、10月にはIFOのそれを10.5%引き上げていた。国際市場における鉄鉱石のトン当たりスポット価格は7月の175米ドルから約50米ドルに下降している。これに伴いスチールの国際価格も5月のトン当たり1250米ドルから現在の550~600米ドルに50%近い値下がりを見た。
NMDCは国内に3つの鉱山(チャッティースガル州に2、カルナタカ州に1)を経営、国内鉄鉱石生Y量全体の15%のシェアを占めている。2008年3月期年度には3060万トンの鉄鉱石を生産、ほぼ全量を長期契約を通じて販売している。また350万トンを輸出している。
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