【ムンバイ】インド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)は13日、政府が取締役会メンバーを総入れ替えした企業の買収規則を緩和、Satyam Computer Services Ltd(SCSL:同条件を満たす唯一の企業)の買収提案者に対する公開買い付け義務を免除した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが2月14日、SEBIのステートメントを引用し報じたところによると、上記条件を満たす企業の買収に際しては、企業買収規則第3条(chapter III of the takeover regulations)の適応を免除する。企業買収規則第3条には、企業買収者の公開買付のタイミング、価格、規模等が規定されている。SEBIはSCSL取締役会の求めに応じ、同規則を改正する方針を決めたと言う。