SEAnews 2009-03-09 ArtNo.42016

【ムンバイ】インドのパーソナル・コンピューター(PC:卓上PC／ノートPCを含む)販売台数は2008年第4四半期(2008/10-12)に前年同期比9％の落ち込みを記録、2009年通年の販売台数も前年比3.7％の下降が予想される。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月3／5日伝えたところによると、市場調査会社Gartnerはこのほど、以上の見通しを明らかにした。それによると、これまで市場の成長を牽引して来たノートブックＰＣの販売も2008年第4四半期には0.3％のマイナス成長を記録した。ノートブックPC販売の伸び率は2008年第2四半期75.3％、同第3四半期52.7％と、鈍化傾向を見せていたが、第4四半期には終にマイナス成長に陥った。2009年第1四半期(1-3月)も－2.8％に一層の落ち込みが予想され、2009年第2四半期になってやっと1.8％のプラス成長を回復する見通しと言う。
2009年の全世界の予想PC出荷台数は2億5700万台と、2008年比11.9％の落ち込みが見込まれ、内訳は新興市場(emerging markets)－10.4％、先進国市場(mature markets)－13％と言う。