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2009-03-13 ArtNo.42027
◆それでもウラニウムは供給しない:南豪知事
【アデレード】BHP Billitonはウラニウムの生産能力を4倍以上に拡大する野心的計画を発表したが、このことが核不拡散協定未調印のインドにウラニウムを供給しないと言うオーストラリアの政策転換につながるだろうか。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月9日報じたところによると、メルボルン拠点の鉱山会社BHP Billitonはアデレード北方約600キロのOlympic Dam鉱山のウラニウム年産量を現在の4300トンから1万9000トンに、銅の年産量を18万トンから73万トンに、金のそれを8万オンスから50万オンスに、それぞれ拡張する計画だ。これによりOlympic Dam鉱山はウラニウムの生産では世界一、銅の生産では世界4位、金の生産では世界5位にランクされることになる。Olympic Damのウラニウム生産は世界生産の35%を占め、向こう100~150年にわたり生産し続けることができる。
南オーストラリア州のMike Rann知事は当地を訪れたインド人記者団に以上の消息を語った。それによると、オーストラリアの現政権与党労働党は、これまでウラニウム鉱山の新規開発を行わず、既存鉱山も拡張しない政策を採用して来た。しかしKevin Rudd首相と労働党総裁を務める同氏は2年前にこうした政策を改めた。そこで、次の段階として、原子力供給国グループ(NSG:Nuclear Suppliers Group)および国際原子力機関(IAEA:International Atomic Energy Agency)により最近、国際原子力貿易への参画を認められたインドに、ウラニウムを供給することを認めるか否かだが、Rann知事は「オーストラリアは与野党を通じて核不拡散協定未調印国にはウラニウムを供給しないと言うコンセンサスが存在する。こうした状況が変わらない限り、オーストラリアがインドにウラニウムを供給することはない」と指摘した。
インドへのウラニウムの供給を拒否し続ければ、膨大な潜在市場を開拓する機会を失うのではないか、との質問に同相は、「そうとは思わない。中国や英国、ひいては米国さえも核エネルギー開発に本腰を入れる姿勢を見せており、買い手には事欠かない」と指摘する一方、「ウラニウム開発に向けたオーストラリア自身の展望も大きく変化しつつある」と付言、さらに「今年末までにラッド首相がインドを訪問し、多くの問題が話し合われるだろう」と語った。しかし話し合いの具体的内容や政策転換の可能性に関してはコメントを控えた。
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