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2009-03-23 ArtNo.42055
◆海綿鉄価格、1ヶ月で10%下降
【ムンバイ】海綿鉄価格は1ヶ月前のトン当たり1万5000ルピー(US$291)から現在の1万3500ルピー(US$262)に10%下降した。今年1月にトン当たり1万2500~1万3000ルピー(US$242-252)の底値を記録した海綿鉄価格は2月に入って8~10%値上がりしたばかりだった。
ビジネス・スタンダードが3獅P8日伝えたところによると、Monnet IspatのAmitabh Mudgal副社長(marketing & corporate affairs)は、「総選挙期間でもあり、製造業の活動も低迷していること等から、少なくとも6月末までは低調な海綿鉄需要が持続する」と見通した。
Mandi Gobindgarhの鉄鋼アナリストAnil Suraj氏によると、今年初めまでは大量のスチール・ビレットがカザフスタンやロシアから輸入されており、鋼板や条鋼の原料として用いられるスチール・ビレットの当時の国内価格は国際価格を上回っていた。しかしその後トン当たり国内価格が3万2000ルピー(US$620)まで下降すると、輸入は減少した。過去1ヶ月間にスチール・ビレットのトン当たり価格は300~500ルピー(US$5.81-9.69)上昇し、国産品との差がさらに縮小した。需要の低迷は向こう3ヶ月間も持続するものと見られる。ビレットのトン当たり国際価格は397米ドルとなっている。
Mudgal氏によると、鉄鉱石の価格は他の品目の価格と異なる動向を見せている。塊鉱(iron ore lump)のトン当たり輸出価格は55~60米ドルで推移しているが、国内価格は2600ルピー(US$50)となっている。
豊富な鉱物資源を有するオリッサ州/ジャールカンド州/チャッティースガル州/西ベンガル州/カルナタカ州を中心にした海綿鉄産業の目覚ましい拡張を背景に、今会計年度の海綿鉄生産量は昨年比5%ほど増加する見通しだ。海綿鉄産業の急速な拡張の背景としては、昨今の国内スチール需要の増加、二次業者を中心とした国内鉄鋼生産の拡大、比較的低い投資コスト、海綿鉄工場建設条件の緩和、直接還元技術の向上、最終製品の品質向上、比較的豊富な原料供給、安い労働力、くず鉄供給の逼迫等が挙げられる。
インド国内における海綿鉄の年間生産量(総生産量=ガス・ベース+石炭ベース)は、
2004-05年1013万トン=464万トン+549万トン、
2005-06年1182万トン=454万トン+728万トン、
2006-07年1627万トン=526万トン+1101万トン、
2007-08年1999万トン=585万トン+1410万トン、
2008-09年2100万トン=700万トン+1400万トン(予測値)
と過去5年間に2倍に拡大、特に石炭ベースの生産が急増している。
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