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2009-04-08 ArtNo.42113
◆MTNL/BSNLの3Gサービスに対する反応冷淡
【ニューデリー】内外のテレコム企業は、携帯電話契約者の多くが高速広帯域サービスに移行するものと期待して、第三世代(3G)ライセンス入札の準備を進めているが、期待はずれに終わる恐れが生じている。
ビジネス・スタンダードが4月3日報じたところによると、国営電話会社2社、Bharat Sanchar Nigam Ltd (BSNL)とMahanagar Telephone Nigam Ltd (MTNL)が、民間電話会社に先駆け3Gサービスを開始したが、消費者の反応は極めて冷淡と言う。
MTNLのRSP Sinha会長は、「今年2月から首都デリーで3Gサービスを開始、5月にはマハラシュトラ州Mumbaiでも開始する予定だが、デリーにおける顧客は、サービス開始後2ヶ月を経た今、200~300人にとどまっている。潜在顧客の数を予想するのは困難だが、年末までには2000~3000に達すると思う」と語った。
これまでに24都市で3Gサービスを開始したBSNLの事情もさして変わりなく、獲得した契約者は約3000人、1都市平均125人にとどまっている。これまでにサービスを開始した都市には、Agra、Ambala、Jalandhar、Jaipur、Dehradun、Shimla、Lucknow、Ranchi、Patnaが含まれる。同社は向こう3ヶ月間にサービス範囲を500都市に拡大する方針だ。
インド・セル式電話業者協会(COAI:Cellular Operators Association of India)は、これ以前に3億7500万人の携帯電話ユーザーの10%が、サービス開始後1年内に3Gサービスに移行すると予想していた。
国営電話会社2社は、民間企業に先駆けて3Gサービスを開始する優先権を政府から認められたが、見たところこうした優先権は何ら機能していない。民間企業のための3Gライセンス入札は、価格問題等を巡り政府内に意見の不一致が生じたこともあって無期限に延期されている。
証券会社Angel Brokingのテレコム・アナリスト、Harit Shah氏によると、インド・テレコム産業の競争は過熱しており、民間企業が3Gサービスに参入する際には、何れもアグレッシブな戦略を採用し、激しい競争を展開する見通しと言う。
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