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2009-05-08 ArtNo.42198
◆US$89億鉄鋼プロジェクトが遅延
【ニューデリー】今年2月末時点で合計28件中14件、額にして4万4500クロー(US$89億)の鉄鋼プロジェクトがスケジュール通り着工されておらず、こうした遅延はコストの大幅膨張を生じさせる恐れがある。
エコノミック・タイムズが5月4日、統計&プログラム実施省(Ministry of Statistics & Programme Implementation)の発表を引用し報じたところによると、目下実行中の100クロー(US$2000万)以上のプロジェクトの半ばに遅延が生じおり、6000クロー(US$12億)のコスト上昇が見込まれる。
遅延を来しているプロジェクトには、Rourkela Steel Plant拡張計画6133クロー(US$12.27億)、Bhilai Steel Plant開発計画5185クロー(US$10.37億)が含まれ、これらは何れも国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)傘下の施設。SAILはほぼ1300万トンの現在の年産能力を2012年までに2600万トンに拡大することを目指している。
Rashtriya Ispat Nigam Ltd(RINL)はアンドラプラデシュ州Vishakhapatnamのプラントの年産能力を現在の340万トンから2011年までに630万トンに、2013年までにさらに800万トンに拡張する計画だ。同社は設計に見直しを加え、一部の設備を輸入する方針を決めた。これにより計画に7~8ヶ月の遅延が生じ、完工期日が2010年末から2011年半ばに繰り延べられた。実際のところ、同社の拡張計画は、当初の目標期日から4年以上の遅れを来している。
プロジェクトの遅れは、入札のやり直し、資材調達の困難等からコストを大幅に増大させる恐れがある。しかし、ピーク時に比べ、今日の資材調達コストは大幅に下降しており、かえってコスト節約につながると見る向きもある。
KM Chandrashekar官房長官を長とする次官級専門委員会は、鉄鋼プロジェクトの促進を重点課題とし、様々なプロジェクトの進捗状況を注意深く見守っていると言う。
ちなみに2009年3月期四半期の国内鉄鋼生産は前年同期比0.5%の伸びにとどまったのに対し、売上げの伸びは3.9%をマーク、この結果、製品の在庫レベルは下降している。
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