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2009-05-08 ArtNo.42199
◆条鋼需要アップ、鋼板需要依然下方圧力
【ムンバイ】政府がインフラ開発に力を入れていることもあって条鋼需要は今四半期7~8%の伸びが予想される。しかし鋼板需要については、自動車産業に顕著な復調の兆しがまだ見えないことから、観測筋は2010年3月末まで下方圧力が続くものと予想している。
インディアン・エクスプレスが5月4日伝えたところによると、Essar SteelやIspat Industries等の鋼板メーカーは、需要の低迷で厳しい経営を強いられているが、JSW Steelは、生産の重心を条鋼にシフト、第4四半期に前期比49%増の13万4000トンの条鋼を生産した。同社はカルナタカ州Vijayanagar工場に年産90万トンの鉄筋製造施設を増設、条鋼の年産能力を250万トンに引き上げた。同社はタミールナド州Salemにも年産90万トンの条鋼製造施設を有する。
同様にTata Steelの2008-09年の条鋼販売量も前年の160万トンから200万トンに25%増加した。これに対して鋼板の売上げは318万トンから322万トンに1.25%増加したにとどまった。
Ispat Industries LtdのAnil Surekha重役(ED)によると、同社はアップグレードした年産200万トンの高炉(blast furnace)を間もなく稼働させる。需要に回復の兆しが見えるものの、輸入も増加していると言う。某鋼板メーカーも、「鋼板の需要はまずまずだが、価格は今年1月以来ダンピングにより下方圧力を受けている」と語った。今四半期に関しては価格は安定していると言う。
観測筋によると、多くの国で鉄鋼価格が急落しており、それに比べインドの需要は比較的良好な水準を保っていると言う。
インディアン・エクスプレスが4月29日報じたところでは、世界鉄鋼協会(WSA:World Steel Association)は全世界の鉄鋼消費が2008年の11億9700万トンから2009年の10億1860万トンに14.9%下降すると予想する一方、インドの2009年の鉄鋼消費量は2008年の526万トンから5350万トンに1.7%増加すると見通している。
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