NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-05-22 ArtNo.42254
◆国境付近ネットワークに中国製通信設備の使用禁止
【ニューデリー】電気通信局(DOT:Department of Telecom)は、国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)に対し今後セキュリティー上敏感な地域にネットワークを構築する際は、Huawei Technologies Co Ltd(HTCL:華為技術有限公司)やZTE Corporation(深セン中興通信)等の中国のサプライヤーから通信設備を購入せぬよう指示した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが5月20日報じたところによると、DOTはまたBSNLに対しその通信網にスパイウェアが使用されていないか、セキュリティー調査を行うよう求めた。
BOTはBSNLに宛てた書簡の中で以下のように述べている。中国のサプライヤーに関わる明白なセキュリティー上の懸念に照らして、これらのサプライヤーから設備機材を調達することは、取り分けセキュリティー上敏感な地域においては、国家の安全に利益を及ぼさない。したがってこの種の敏感な地域においては中国のサプライヤーから資材を調達すべきではない。敏感な地域とは、中国/バングラデシュ/ミャンマー/パキスタンとの国境地帯を意味する。
したがって今後北部地区、東部地区、西部地区にネットワーク構築する際は、HTCL及びZTEから設備機材を調達することは論外と言うことになる。
BSNLの南部地区における入札でもHTCLが一次選考を通過している。BSNLによれば南部には非友好国との国境は存在せぬため、HTCLを選考したと言う。しかし情報局(Intelligence Bureau)は、DOT及びBSNLに対し、「南部の海岸線はセキュリティー上敏感な地域と言える」とし、「中国の納入業者には如何なる契約も与えるべきではない」と釘を刺している。
BSNLは、総額3万クロー(US$62.49億)のプロジェクトの入札手続きを進めており、先週は、ZTE、Alcatel Lucent、Nokia Siemensとの競争を勝ち抜いたEricssonとHTCL両社の入札審査を開始した。
DOTはBSNLに対し、それ自身でセキュリティー・チェックを行うとともに、ネットワークの保守や管理業務も2年以内に、外国企業から引き継ぎそれ自身で行うよう求めている。つまり外国企業のアウトソーシングやマネージット・サービスは利用できないことになる。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.