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2009-06-19 ArtNo.42348
◆Tata、ナノ・ベースの電動車／ハイブリッド車開発
【ムンバイ】Nanoは決してTata Motors Ltd(TML)が開発した乗用車であるだけなく、よりハイエンドなモデルを創造するプラットフォームでもある。TMLはこのプラットフォームから電動車とハイブリッド車を開発する。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが6月16／17日報じたところによると、Tata SonsのR Gopalakrishnan重役(MD)は16日記者会見し、以上の計画を明らかにした。同氏は詳細を明らかにしなかったが、こうした動きはTMLのグリーン・フューエル・イニシアチブの一環と見られる。TMLは今年9月までに小型車Indicaの電動バージョンを先ずノールウェイ市場に紹介する。何故ノールウェイかと言えば、同国は電動車の走行に必要なインフラが完備しているため。
TMLはまたフランス企業Moteur Development International (MDI)と、圧縮空気を用いた乗用車の開発に取り組んでおり、同モデルは今年末までに欧州の一部の市場で発売される。インド市場に紹介される日程は決まっていない。TMLはさらにChryslerと共同で、1トン・トラックAceの電動バージョンの開発を進めている。
年商1万8000クロー(US$38.3億)のTMLは、向こう数年間にバイオ燃料車、ハイブリッド車、電気自動車、クリーン・ディーゼル車を発売するグリーン・フューエル・イニシアチブに照準を合わせている。
ちなみにナノの地元部品使用率は97％で、TMLは地元部品メーカーと共同で同モデルを開発した。
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