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2009-06-23 ArtNo.42353
◆Tata鋼材値上げ、JSWも追随、CMIEは値下がり予想
【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は、過去2ヶ月来2度目のトン当たり500~750ルピーの値上げを実施、JSW Steel Ltd(JSL)も来月、自動車及び消費財業界向け一部製品の値上げを予定している。しかしシンクタンク、インド経済監視センター(CMIE:Centre for Monitoring Indian Economy)によると、鋼材価格は向こう3ヶ月間に5%程度下降する見通しと言う。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月19/20日報じたところによると、世界経済に復調の兆しが生じ、国内需要も増加に転じたことから、TSLは一部地域における熱間圧延(HR)及び冷間圧延(CR)コイルのトン当たり契約価格を5~7%引き上げた。TSL筋によると、値上げは6月1日に発効した。TSLは先月も、主に建築業界で使用される条鋼の価格をトン当たり300-500ルピー引き上げている。
JSL筋は、先週金曜、「原料コストの上昇から、製品価格に見直しを加えており、来月値上げする予定だが、値上げ幅は製品により異なる」と語った。それによると、冷蔵庫や洗濯機等の耐久消費財の製造に用いられるHR及びCR鋼は値上げの対象になる見通しだ、亜鉛の急騰から亜鉛メッキ鋼板の値上げも検討している。しかしモンスーン・シーズンを迎えたことから、建設業界向け条鋼価格は引き下げる可能性があると言う。
アナリストは、Jindal Steel and Power Ltdや国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)も値上げを行うものと予想している。
鉄鋼省のデータによれば、今年初2ヶ月(2009/4-5)の国内鉄鋼消費量は822万トンと、昨年同期の776万トンを6%上回った。鉄鋼生産量は同期に902万トンから924万トンに2.4%増加した。鉄鋼輸入量は前年同期比6%増の105万7000トンを記録、内28%に相当する35万トンがHRコイルだった。しかし輸出は同40%減の40万トンにとどまった。
世界的に最も低い生産コストを誇るJSLの5月の鉄鋼生産は昨年同期の34万6000トンから45万9000トンに33%アップ、内、圧延鋼板が同25万5000トンから30万7000トンに20%増加、圧延条鋼は同106%増の6万5000トンを記録した。
TSLの5月の鉄鋼販売量は昨年同月の39万7000トンから46万9000トンに18%増加した。
一方、CMIEによると、鉄鉱石と石炭の契約価格の下降が予想される。このことは鋼材価格にも下方圧力をかけ、向こう3ヶ月間に5%程度の値下がりが見込まれる。
国内鉄鋼メーカーは合金鉄の輸入税を現在の5%から15-20%に引き上げるか、25%の保護関税を課すよう政府に求めている。こうした措置がとられるなら国内価格と輸入価格のギャップは最大7-8%に縮小するものと見らる。このことは価格がまだ底入れしていないことを意味していると言う。
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