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2009-07-07 ArtNo.42407
◆JSW粗鋼生産45%アップ、米工場稼働率も2倍にアップ
【ムンバイ】Sajjan Jindal氏に率いられる国内第3位の鉄鋼メーカーJSW Steel Ltdは3日、今年4-6月の間の粗鋼生産が前年同期比45%増加したと発表した。これは主にカルナタカ州に設けた新工場が稼働したため。一方、同社米国工場は需要に回復の兆しが生じたことから鋼板と鋼管の生産を2倍に拡大する。
エコノミック・タイムズが7月3日、JSWの全国証券取引所(NSE:National Stock Exchange)への報告を引用し伝えたところによると、今年4-6月の条鋼の生産は2倍以上の19万トン、鋼板の生産は47%増の87万トンを記録した。
ビジネス・スタンダードの5日の報道によれば、JSWは、需要の回復が見込まれることから米国における鋼板と鋼管の生産量を2倍に拡大する計画だ。JSWのMVS Seshagiri Rao財務担当主任(CFO)によると、プラントの年産能力は170万トンだが、現在の稼働率は15%にとどまっている。しかし向こう3ヶ月間に30%まで稼働率を引き上げる。JSWのテキサス工場は、アフリカ及びラテン・アメリカの新市場開拓を図っており。メキシコとチリは、次のターゲット市場と言う。
Sajjan Jindal氏は兄のPrithviraj Jindal氏が経営するJindal Sawから2007年11月に8億米ドルで、年産120万トンの鋼板製造施設と年産50万トンの鋼管製造施設を買収した。2008年9月期の6ヶ月間には金利税償却費控除前利益(EBIDTA:earnings before interest, depreciation, taxes and amortisation)が7463万米ドルを記録したが、米国景気の落ち込みと石油価格の急落で、工場は大幅な人員削減と稼働率の引き下げを強いられた。
しかし最近の原油の値上がりと、米国景気の底入れ感から、曙光がさしトおり、もし米国の景気が回復し続けるなら、来年初には100%の稼働率を実現できると言う。
ビジネス・スタンダードが先月報じたところでは、JSWは西ベンガル州Salboniにおける年産1000万トンの新鉄鋼プラント建設計画を実行に移す方針だ。Salboniは、中央政府と州政府の治安部隊によるインド共産党毛沢東主義派武装組織Naxalの掃討作戦が進められているLalgarhから僅か15キロに位置する。JSWのSajjan Jindal副会長兼MDによると、同社が昨年11月2日に当該プロジェクトの起工式を催した際、マオイストはBuddhadeb Bhattacharjee首席大臣/Ram Vilas Paswan鉄鋼相(当時)/ジンダル氏自身の車列のルートに地雷を仕掛けた。同氏は極めて落胆したが、数十万の株主の利益を守るためにもプロジェクトは進めねばならない。プロジェクトは4万8000エーカーの土地を必要とするが、こうした土地の90%は政府が所有していると言う。
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