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2009-07-21 ArtNo.42458
◆降雨増で作柄見通し改善
【ニューデリー】農業省の最新作物気象報告によれば、今月に入って雨期の降雨量が合理的水準を回復したことから、大部分の作物の作付け不足(acreage deficits)が大幅に縮小、カリフ(kharif:初冬収穫作物)シーズンの播種レベルも顕著に改善した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月18日伝えたところによると、7月の2~15日の間の全国の降雨不足(rainfall deficit)は1.3%と、南西季節風シーズン(6-9月)最初の月(6月1日-7月1日)の45.9%の降雨不足から目覚ましい改善を見た。
稲、バジュラ(bajraキビの一種)、緑豆の作付けは昨年に比べ依然としてかなり遅れているが、それ以外の作物の作付け不足はかなり縮小した。稲の作付け面積は1146万3000haと、昨年同期の1452万1000haを大きく下回っている。
稲の作付け面積の不足は主に以下の4州の遅れに伴うもの。チャッティースガル州156万1000ha(214万8000ha).パンジャブ州223万8000ha(243万1000ha)、ウッタルプラデシュ州176万5000ha(264万ha)、ビハール45万8000ha(109万7000ha)(括弧内は昨年同期の作付け面積、以下同様)。
バジュラの作付けの遅れは主にラジャスタン州における作付けが面積が207万2000ha(346万4000ha)と昨年同期を大幅に下回ったため。同州では、この他、緑豆11万3000ha(57万3000ha)、モロコシ21万8000ha(49万9000ha)、メイズ80万3000ha(96万7000ha)、大豆50万2000ha(74万8000ha)、セサマム(sesamumゴマの一種)13万3000ha(31万9000ha)の作付けにも顕著な遅れが生じている。
しかしラジャスタン州における作付けの遅れは、ここに来て降雨量の顕著な増加を見たカルナタカ州とマハラシュトラ州における作付けの進捗によりかなりの程度埋め合わされた。
脂肪種子については、大豆の産地マドヤプラデシュ州の作付けが434万ha(425万3000ha)と、昨年同期を上回っている反面、落花生の産地グジャラート州では137万4000ha(166万ha)と、作付けの遅れが目立つ。
インド気象庁(IMD:India Meteorological Department)は、7月19日前後にベンガルp北西部に新たな低気圧地域が形成され、今後1週間ほど、乾き切ったインド亜大陸北西部も含め、中央部の多くの地域と、それに隣接する東部/南部地域の降雨が増加すると予想している。これによりカリフ作物の作付けは一層改善する見通しと言う。
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