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1995-12-09 ArtNo.4250
◆<印尼>インドセメントのボガサリ売却は最良の策:アナリスト
【シンガポール】ジャカルタ証券市場の回復はインドセメントを素通りし、同社の株価は依然低迷している。
インドネシアのセメント業界はインフラ開発ブームの最大の恩恵を受けるものと見られており、またモーガン・グレンフェルがインドセメントの経営効率は東南アジアのセメント会社中随一と太鼓判を押しているにも関わらず、同社の株価が低迷し続けているのは、今年初め傘下のボガサリ・フラワー・ミルズをやはり51%出資する子会社のインドフードに売却したことに投資家が懐疑を抱いたためと見られる。インドセメント及びインドフード両社を支配するサリム・グループは投資家の懐疑解消にあまり成功していない。インドセメントはそれ自身6億2000万米ドルの拡張投資を必要としている上、ボガサリも2億3000万米ドルの設備改善投資を必要としている。インドセメントは株主割り当てにより同資金を調達できそうだが、60%の権益を握るサリム・グループも25.7%の権益を握るインドネシア政府も更にキャッシュを注入することに乗り気でない。また高金利のインドネシアで借り入れに頼れば、重い金利負担を負うことになる。インドフードへの売却はこうした難題を容易に解決でき、インドセメントは同売却資金により、その拡張資金を賄える上、ボガサリの設備改善コストをインドフードに転嫁できる。一方、インスタント・ヌードル事業で急成長を遂げてきたインドフードは最早ヌードル事業だけではこれまでの成長を維持できず、その成長率は向こう数年20%以下に下降する見通しだ。しかしボガサリを傘下に収めることにより、同社は今後も30%以上の成長率を保つことができる。
インドセメントの株価は6月26日の9100ルピアから一時7425ルピアに下降した後、現在も7800ルピア前後に低迷しており、このため同社の1996年度予想純益に基づく株価収益率は13.9倍と、他の主要セメント会社に比べても極めて魅力的になっていると言う。(BT:12/8)
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