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2009-08-14 ArtNo.42539
◆アンバニ一族の備忘録は政府権限を侵犯:石油省
【ニューデリー】石油天然ガス省はこのほど、『Reliance Industries Ltd (RIL)が発見したガス田権益をMukesh/Anil両兄弟企業間で分割することを取り決めたAmbani一族内部の備忘録には一部、公共の利益を損ない、政府の職権を侵犯する内容が含まれており、悪しき先例を成すもの』との認識を示した。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが8月11/12日伝えたところによると、アニル・アンバニ氏が総理府に送付した陳情書に対する意見を求められた石油天然ガス省は、総理府に対する返書の中で以上の認識を示した。
それによると、当該備忘録は新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の生産分与協定(PSC:production sharing contract)条文に明らかに違反しており、公共の利益に反している。
ボンベイ高裁は去る6月15日、当該備忘録を遵守するよう判決したが、これは私的に取り交わされた備忘録を、PSCや政府の政策、ひいては憲法により定められた政府の権限に優先させることに他ならないと言う。
ボンベイ高裁は、兄Mukesh氏が率いるRILに対し、Krishna-Godavari(KG)海盆D6ガス鉱区におけるピーク時の生産量の3分の1以上を、弟Anil Ambani氏傘下のReliance Natural Resources Ltdに、1mbtu(million British thermal units)当たり2.34米ドルで供給するよう命じた。同価格は政府が定めた価格を44%下回っている。
一方、Anil Dhirubhai Ambani group (ADAG)は11日、声明を発表、石油天然ガス省は総理府をミスリードしようとしていると非難した。それによると、石油天然ガス省は、RILが天然ガス供給政策(NGUP:natural gas utilisation policy)に基づいて、KGガスを販売せねばならないと主張しているが、その実、生産分与協定(PSC)は、ガスの自由販売を認めている。仮にRILがPSCに違反していると言うのであれば、石油天然ガス省はRILとの間で取り交わしたKG-D6鉱区の生産分与協定を破棄すべきだと言う。
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