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2009-08-14 ArtNo.42544
◆IT/BPO、今年と来年も困難な年に:McKinsey
【ニューデリー】ここのところ荒れ模様の航海を強いられて来たインド情報技術(IT)/BPO(business process outsourcing)産業は今年と来年も厳しい環境に直面するものと予想され、新領域の開拓と新ビジネス・モデルの創造が求められる。
インディアン・エクスプレスが8月10日伝えたところによると、McKinsey & CompanyのNoshir Kaka部長(アウトソーシング&オフショアリング部門担当)は、このほど同紙に以上の見通しを語った。同氏によると、昨年末から今年初に見られた景気の急速な落ち込みは、底打ちしたかに見えるが、峠を越えたと言うのは時期尚早である。世界各国の政府はそれぞれ対策を講じているが、景気の復調が維持されるか、各国が講じた諸施策効果を発揮するかは、なお観察を要する。BPO産業にとって2009年と2010年は困難な年になる。
大口顧客の発注額は縮小しているものの、依然として純増が見込め、こうした成長基調を維持する必要がある。ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)は4~7%の成長を予測しており、この時期としては極めて良好な数字と言える。
アウトソーシングとオフショア化については、個々の企業の判断にかかっている。一部の銀行はビジネス・プランを暫時棚上げし観望姿勢をとっており、他の企業は新たなビジネス・モデルへの転換の好機と見ている。
こうした時期にIT/BPO企業は、既存顧客ベースに見直しを加え、コスト構造の改善を通じ、ポートフォリオの新たなバランスを構築すべきである。IT/BPO企業は既にヘルスケア等、新領域の開拓に着手、モデルチェーンジを志向するエンド・ツー・エンド取引に目を向け、またキャプティブ・ユニットの買収を通じた戦略的飛躍を図っている。こうしたステップは通常4~5年を要するが、IT/BPO企業は今やより多くのリスク冒し、チャンスにかける姿勢を見せている。
IT/BPO業界は、これまでオフショアリング・コンポーネントに照準を合わせ、既存のビジネス・モデルを良好に管理して来たが、向こう12年間の80%の新規ビジネス機会は新領域に存在するため、新たなビジネス・モデルに目を向ける時期が来ている。中国市場や、全世界の公共部門市場、中小企業市場は、2020年までに2億5000万米ドル(単位に誤り?)の規模を備える見通しだ。もう1つの市場、日本には、長期的にゥれば、間違いなくアウトソーシングの良好な機会が存在する。日本では向こう12年間に約900万人が労働市場から退場するため、大規模なアウトソーシング市場が創出される。
IT/BPO業界が今後直面する挑戦としては、①新卒者のうち即戦力として雇用可能なものが僅か12~14%に過ぎないこと、②作業の多くが、過去に既に行った重複的なものであること等が挙げられる。IT/BPO業界は、現時点では決して大きくないにしろ将来成長の潜在性を有する市場に目を向け、新製品を開発し、新領域を開拓せねばならない。IT/BPO業界は、既存市場の自由貿易の潮流にも注目し、政治/行政的環境の改善に乗じる必要があると言う。
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