NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-09-04 ArtNo.42605
◆第1四半期のGDP成長率6.1%
【ニューデリー】今年第1四半期(2009/4-6)の国内総生産(GDP)成長率は6.1%と、昨年同期の7.8%の伸びには及ばなかったものの、2008年9月に世界的経済危機が発生して以来、四半期ベースの成長率としては最高をマークした。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが8月31日/9月1日報じたところによると、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)は8月31日、以上の数字を発表した。それによると、世界的金融危機は製造業やホテル業等の一部サービス部門に依然影を落としているものの、政府の景気刺激策も手伝って、今会計年度第1四半期のGDP成長率は、2008年10-12月期の5.3%と2009年1-3月期の5.8%の伸びを僅かに上回った。
業界観測筋は、今年後半には不順な雨期の影響やインフレ再燃の懸念が存在するものの、第1四半期の6.1%の成長は満足行けるものと評している。
今年第1四半期の各部門ごとの成長率を見ると、工業部門(Industry)は全体で4.19%(5.10%)、サービス部門は全体で7.70%(9.99%)の成長を見た。工業部門の中では鉱山/採石業が7.88%(4.61%)、電力/ガス/水供給が6.19%(2.75%)、またサービス部門では金融/保険/不動産/ビジネス・サービスが8.06%(6.92%)と、何れも昨年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)を上回る好調な成長を見た。その反面、農林水産業は2.37%(3.04%)、製造業は3.45%(5.50%)と、これら両部門は昨年同期の伸びを下回り不振だった。この他、サービス部門の中の商業/ホテル/運輸/通信部門と建設部門そして共同体/社会/個人サービス部門は、昨年同期の伸びには及ばなかったものの、各8.08%(12.97%)、7.10%(8.44%)、6.78%(8.17%)と、まずまずの成長を記録した。
エコノミストらは、不順なモンスーンで通年のGDP成長率が1~2%ポイント下降する可能性を予想しているが、中央銀行は、空つゆでインフレが再燃する恐れはあるものの、経済成長への影響は限られているとしている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.