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2009-09-11 ArtNo.42629
◆独立鉄鋼メーカー時代に幕
【コルカタ】ArcelorMittal Netherlands BVによるUttam Galva Steels Ltd(UGSL)権益買収は、インド鉄鋼業界に過去1ヶ月間に生じた2度目の再編の動きで、二次鉄鋼業界が直面する原料供給の不安定と製品価格の変動が、2度にわたる冷間圧延(CR)鋼及び亜鉛メッキ鋼メーカー買収劇の主因と言える。UGSLは残された唯一の主要な独立系CR/亜鉛メッキ鋼メーカーで、一時代の終焉を告げる買収劇となった。
ビジネス・スタンダードが9月7日伝えたところによれば、UGSLのAnkit Miglani取締役は、同社は「これによりArcelorMittalから原料の安定供給が得られる」と述べている。UGSLは過去1年ほど、アルセロール・ミタルの関連企業だけから60~70%の原料供給を受けて来た。Miglani氏によると、同社は自動車業界やシロモノ業界に高品質なスチール製品を納入しており、このため原料の安定供給を確保することが、不可欠になっていたと言う。
UGSLはオリッサ州において後方統合プロジェクトを手がけているものの、まだ用地の取得段階にあり、実現には時間を要する。したがってアルセロール・ミタルとの提携は、予想されていた。
Bhushan Steel Ltd(BSL)のNeeraj Singal重役(MD)によると、Tata Steel/Steel Authority of India Ltd (SAIL)/JSW Steel/Essar Steel/Ispat Industries等の総合鉄鋼メーカーもCR製品や亜鉛メッキ鋼製品の製造を手がけているため、独立系プレイヤーがこれら大手と競争するのは極めて困難になっている。年間約140万トンのCR製品の製造を手がけるBSLもオリッサ州で後方統合プロジェクトを進めている。現在原料のHR製品と、CR製品のトン当たりの価格差は5000~6000ルピーで、二次製品の加工コストはトン当たり3000ルピー、したがってマージンは2000~3000ルピーになる。今年10-12月には同社の年産240万トンのHR施設が稼働するため、その時には、CR製品のマージンは4000~5000ルピーに拡大する見通しと言う。
ちなみに、Essar Steel Ltd(ESL)は、これに先だって着色スチールやCR鋼、亜鉛メッキ鋼の製造を手がけるShree Precoated Steels Ltd(SPSL)を買収した。これによりESLは年産能力200万トンの国内最大のCR鋼メーカーになった。特に着色スチールの市場は年率30%の成長を遂げている。
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