SEAnews 1995-12-11 ArtNo.4263

【クアラルンプル】地元ケーブル・メーカーのオプコム・ケーブルズSdn Bhdはルーズ・ファイバーの国内製造を計画している。
ムクリズ・マハティール会長が8日語ったちころによると、同社は目下シャー・アラム工場(7.5万平方ﾌｨｰﾄ)でルーズ・ファイバー及びリボン・ファイバーを加工しており(直径13ミリもしくはそれ以上のサイズに加工)、年産能力は1万2000ケーブル・キロ。原料のルーズ・ファイバーは英国から、リボン・ファイバーはスウェアーデンから輸入している。ルーズ・ファイバーの製造計画を実行するか否かは、マーケットのサイズに掛かっている。採算ラインの年間需要は1万8000ケーブル・キロだが、テレコム・マレーシアへの1995年度の納入量は約3000ケーブル・キロで、同社は近々大型契約を受注できるものと楽観している。設備は欧州、スカンジナビアから輸入する計画で、そのコストは約1250万Ｍドル、工場建物は600万Ｍドル。同社は来年初にも払込資本220万Ｍドルの新会社を設け、新ビジネスに乗り出すことを目指していると言う。(MBT:12/9)