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2009-10-09 ArtNo.42733
◆9月の油粕輸出、年初以来初めて19%の成長回復
【チェンナイ】今年9月の油粕輸出は23万1000トンと、昨年同月の19万3000トンに比べ19%の成長を記録した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月7日報じたところによると、インド溶媒抽出産業協会(SEAI:Solvent Extractors Association of India)はこのほど以上の数字を発表した。それによると、今会計年度に入って以来、インドの油粕輸出は毎月前年同月比50%以上の落ち込みを記録していたが、9月にこうした下降局面を脱出できたのは大豆粕輸出が昨年同月の6万8000トンから17万2000トンに2倍以上に増加したため。
SEAIのB.V. Mehta常務理事によると、過去2ヶ月インド産大豆の価格は米国/アルゼンチン/ブラジル産に比べ低めだったことから輸出が急増した。9月の大豆油粕のトン当たり輸出価格は平均392米ドルと、8月の430米ドルを下回った。レ下の価格は373米ドルに一層下降している。同様に菜種油粕のトン当たり輸出価格も8月の233米ドルから216米ドルに下降、そして現在の価格は213米ドルとなっている。農家がその手持ち在庫の売却を図る中、インド産大豆の価格は向こう数ヶ月も下方圧力を受ける見通しだ。
しかし不順な雨期の影響でインドの今年の大豆生産量は970万トンと、昨年の1080万トンを下回るものと見られる。一方、米国における大豆の作付け面積は過去最高水準に達するものと予想される。国内におけるこうした生産量の下降見通しから今週のトン当たり大豆価格は前週の1万9050-1万9100ルピーから2万250-2万500ルピーに上昇した。
大豆粕以外では、菜種油粕の輸出が昨年同月の10万2000トンから4万5000トンに半減、ピーナッツ油粕と米糠のそれは横ばい、過去1年以上にわたり輸出されていなかったヒマワリ油粕の輸出は6月に再開され、9月には251トンを記録した。ヒマ油粕の輸出は昨年同月の1万7000トンから1万3000トンに減少した。
年初6ヶ月(2009/4-9)の油粕輸出は、前年同月の252万9361トンから123万3961トンに51%下降した。内訳を見ると、大豆油粕は昨年同期の166万4329トンから64万4569トンに62%下降、菜種油粕は同60万4651トンから46万2594トンに、ピーナツ油粕は同2万7033トンから0トンに、米糠は同10万6522トンから5万628トンに、ヒマ油粕は同12万6826トンから7万4678トンに、それぞれ下降した。しかしヒマワリ油粕の輸出は同0トンから1492トンに増加した。
今年上半期の輸出不振の主因は世界的景気後退と、それに伴う食肉消費の減少に帰すことができる。油粕は主に家畜や家禽の餌として用いられている。
インド産油粕の最大輸入国はベトナムで32万8000トン、韓国の18万2000トン、中国の17万トンがこれに次ぎ、中国の輸入量中15万トンは菜種油粕で占められている。
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