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2009-10-13 ArtNo.42740
◆東芝JSWの発電設備製造合弁、12月までに着工
【コルカタ】『発電』/『電力取引』/『送電』/『鉱業』/『電力設備の製造』等、総合的なエネルギー・ビジネスの展開を目指すJSW Energy Ltd(JEL)は、東芝と1000クロー(US$2.08億)を投じタミールナド州Chennaiに発電設備製造施設を設ける計画に今年12月末までに着手、2011年までに第一期分を稼働させる計画だ。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月7/9/10日伝えたところによると、JELのKrishna Deshika財務主任補(JCFO)はこのほど以上の消息を語った。それによると同社は電力関連事業1万4048クロー(US$29.27億)を投資、この内9979クロー(US$20.79億)を借入で賄う。
JELは東芝と手を組み、チェンナイの100エーカーの土地に800MW(メガワット)の超臨界圧ボイラーを製造する工場を設け、2011年末までにボイラーの製造を開始する。
JEL傘下発電所の発電能力は現在の995MWから2011年4月までに3140MWに、2015年9月までに1万1390MWに拡大する。これらの発電所は、カルナタカ州/ラジャスタン州/マハラシュトラ州/ヒマチャルプラデシュ州/西ベンガル州/ジャールカンド州/チャッティースガル州に設けられる。
JSW Bengal Steel LtdのBiswadeep Gupta重役(MD補)によると、同社はJESと特別目的会社を設け7680クローを投じ、2×800MWの発電所を建設する。負債/自己資本比率は3:1。主要設備を東芝/JES合弁のチェンナイ工場から調達するか否かは重要な問題ではない。Deshika財務主任補によると、西ベンガル州Salboniや他の地に設ける発電所の主要設備は国際競争入札を通じて調達するのが望ましい。Salboni発電所は、JSW Bengal Steelが年産1000万トンの鉄鋼事業の第1期分(年産300万トン)を稼働させる以前の2015年2月までに運転を開始する予定だ。
Salboniにおける発電事業の金融アレンジは2010年10月に、鉄鋼プロジェクトの金融アレンジは2011年3月にそれぞれ完了させる予定だ。鉄鋼プロジェクトは当初の目標より1年ほど遅れている。鉄鋼プロジェクトが必要とする600MWを超える余剰電力は、西ベンガル州配電会社West Bengal State Electricity Distribution Company Ltdに供給する。
鉄鋼プラントに隣接したAsansol- Raniganj石炭鉱区の鉱脈は地下800メートル以上の深い層に存在するため、同社は中国から新技術を導入し、採掘する。発電所の建設についてもShanghai ElectricやDonfang Electric Corporation等の中国企業に発注する可能性を検討していると言う。
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