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2009-10-13 ArtNo.42742
◆ヒーロー、プロトンと乗用車の合弁製造協議
【ニューデリー】Hero Groupはマレーシアの国産車メーカーProton Holdingと、インドで乗用車を製造する問題を協議しており、両者の交渉は既に最終段階を迎えている。
エコノミック・タイムズが10月10日伝えたところによると、マレーシア高等弁務官事務所筋はこのほど以上の消息を語った。それによると、両者は過去数ヶ月にわたり交渉を進めており、今年末までに合弁事業を立ち上げる可能性がある。マレーシアのMustapha Mohammad商工相が率いるプロトンのハイレベル・チームが今月末までにインドを訪れる予定だ。
世界最大の二輪車メーカーHero Hondaの対等出資パートナーを務めるヒーロー・グループは、中国と日本に次ぐアジア第3のインド乗用車市場への進出を図って来た。Hero Corporate ServiceのSunil Kant Munjal会長は、プロトン幹部がこれ以前にインドを訪れ、ヒーロー・グループ幹部と会談した事実を認めたが、それ以上コメントすることを控えた。両者の提携の詳細は明かでないが、プロトンは中国におけるような合弁方式を考えている可能性がある。ヒーロー・グループ幹部は既にマレーシアのShah AlamとTanjung Malimに設けられたプロトン工場と自動車のデザインを手がけるプロトンの英国子会社Lotusを視察している。
マレーシア、パキスタン、イラン、英国、オーストラリアを含むプロトンの主要市場は、世界的景気後退の打撃を受け、需要が低迷しており、このため同社はインド市場に大きな期待を寄せている。同社は昨年既にインドにおけるロード・テストを行っている。
昨年54万台が販売されたマレーシアの自動車市場は、既に飽和状態に達しており、プロトンの成長は海外市場の開拓にかかっている。同社は、急成長する中国とインドに特に注目しており、 プロトンはその実10年前からインド市場進出を図って来た。これ以前にはHindustan Motors/Mahindra & Mahindra(M&M)/Argentum Motors/トラクター・メーカーSonalika傘下のInternational Car and Motors等と交渉した経緯がある。
一方、豊富な現金準備を有するヒーロー・グループは、これ以前にはフランスのPeugeot-CitroenやドイツのVolkswagenとも手を組み、Hero Hondaが全国に展開する3500のディーラー網とサービス・ポイントを梃子にインド乗用車市場への進出を図って来た。ヒーロー・グループはドイツのDaimlerと組んで商用車市場への進出も図ったが、商用車市況が低迷する中、同合弁計画は流産した。
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