NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-11-20 ArtNo.42872
◆SAIL、アルセロール出し抜きChiria鉄鉱山確保
【コルカタ】ジャールカンド州政府はこのほど、国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)に対しChiria鉄鉱資源ベルトに位置するGudaburu及びBuddhaburu鉱山のリース権更新を認めた。これによりChiriaの鉄鉱石資源獲得を目指して来たArcelorMittalを初めとする民間鉄鋼会社は大きな挫折を強いられた。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月18日報じたところによると、世界貿易機関センター(WTO Centre)傘下のインド貿易研究所(IIFT:Indian Institute of Foreign Trade)が17日主催した座談会の席上SAILのSK Roongta会長は以上の消息を明らかにした。それによると、SAILは合計20億トンの鉄鉱石資源を有するChiria地区の10鉱山のリース更新を申請、2006-07年に内10億トンの資源を有する6鉱山のリース更新を認められた。
SAILは、その後も残る4鉱山のリース更新交渉を続けて来たが、州政府はこのほど810万トンの埋蔵量を有するGudaburu鉱山のリース権更新を原則的に認め、別に2億トンの埋蔵量を有するBuddhaburu地区の残る3鉱山のリース権更新も認める方針をSAILに通知した。これによりChiria地区の合計20億トンの鉄鉱石資源を確保したSAILは、最早海外の鉄鉱石資源に頼ることなく現在の1400万トンの鉄鋼年産能力を2010年までに2300万トンに拡張する目標を実現できることになった。
ジャールカンド州政府とSAILの交渉が難航する中、ArcelorMittalを初めとする内外の鉄鋼メーカーがChiriaの良質で豊富な鉄鉱石資源に触手を動かしていたが、これら民間鉄鋼メーカーの望みは絶たれた形になった。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.