SEAnews 2009-11-24 ArtNo.42891

【ニューデリー】食品項目の卸売物価(WP)は穀物、乳製品、マトン、卵等の値上がりで、11月7日までの1週間に前年同期比14.5％アップ、前週(10月31日までの1週間)の13.68％から一層加速した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが11月19／20日報じたところによると、取り分けジャガイモは前年同期に比べ2倍以上に値上がり、タマネギは約40％、穀物は13％、米は12％、小麦は13％、ミルクは11％、それぞれアップした。前週との比較ではウラド(urad)は9％、マトンとムング(moong)は各4％、調味料＆スパイス、大麦、小麦、バジュラ(bajra)は各3％、鶏肉、果物／野菜は各1％上昇した。
一次産品(primary articles)全体の卸売物価指数は、11月7日までの1週間に276.4と、前年比9.94％アップ、また前週の274.2に比べ0.8％上昇した。年間上昇率は、前週の9.16％を上回ったが、昨年同期の12.28％を下回った。
原料ジュートが7％、飼料が5％、綿花が3％それぞれ値上がりした。その反面、燃料／電力指数は前年比－1.51％の下降を見た。しかし前週の－1.71％に比べ落ち込み幅が縮小した。しかし航空タービン燃料油(ATF:Aviation turbine fuel)は前週に比べ11％、燃料油(Furnace oil)は1％、それぞれ値上がりした。燃料／電力指数は昨年同期には7.20％の上昇を見ていた。