SEAnews 1995-12-13 ArtNo.4294

【クアラルンプル】建設業開発局(CIDB)は既に中国のセメント・メーカー20社の製品がマレーシアにおける規準を満たしていることを確認しており、国内のセメント不足も来年は終息する見通しだ。
ＣＩＤＢのアブドル・ラーマン・アブドラ主任(CEO)によると、同局は145社の中国企業の中からこれら20社を認定したもので、これらの企業はその製品がマレーシアの国内規準を満たしているだけでなく、製品輸出に適した立地条件を備えている。来年初にはＣＩＤＢとマレーシア工業規格研究所(SIRIM)の代表が再度訪中し、これらの企業をもう一度視察するが、20社全てを訪問する訳でなく、マレーシア企業と商談を進めているもののみを視察する。これらのメーカーから輸入されるセメントは改めて製品検査を受ける必要がなく、この点からも輸入セメントの順調な供給が確保される。国内業者はこれら20社以外の外国メーカーから引き続きセメントを輸入することができるが、その際は製品検査等のコストを負担せねばならないと言う。(MBT,NST,STAR:12/12)