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2010-01-26 ArtNo.43042
◆NMDC&Tata Steel、鉱業・製鋼領域で合弁
【コルカタ】公共部門の鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)とTata Steel Ltd(TSL)は、国内および国外の鉱山の買収や開発、国内における製鉄所の建設等の領域で協力することで合意、22日関係覚書を交換した。
デカン・ヘラルドとインディアン・エクスプレスが1月22/24日報じたところによると、TSLのH M Nerurkar重役(MD)とNMDCのRana Som会長兼MDが覚書に調印した。Som氏によると、一両月中に合同作業チームを設け、合弁問題を協議する。作業チームは2ヶ月以内にも報告を行う見通しだ。合弁事業は1つかそれ以上になる見通しで、出資率等の詳細は、合同作業チームの報告を待って詰める。とは言え、対等出資になる可能性が大きい。合弁事業を立ち上げたなら、合同運営委員会を設け、経営状況をモニターする。豊富な資金を保持する両社の提携の潜在性は大きい。NMDCはカルナタカ州にデモンストレーション・プラントを設け、鉱業領域における研究開発(R&D)の成果を披露する。合弁会社はこうした技術を、新領域で応用することができる。
TSLのNerurkar重役は、カルナタカ州に総合的鉄鋼プラントを設ける可能性に関して「考えてみる」と語ったが、Som氏は同アイデアに極めて乗り気の姿勢を見せた。TSLは6100クロー(US$13.237億)を投じてカルナタカ州に年産300万トンの鉄鋼プラントを設けることを計画、NMDCは9200クロー(US$19.964億)を投じて同州に年産500万トンの鉄鋼プラントと選鉱施設を設けることを計画している。
Som氏によると、TSLはNMDCの選鉱施設の恩恵を享受でき、NMDCはTSLの製鋼技術や経験から恩恵を受けられると言う。
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