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2010-02-03 ArtNo.43070
◆HPCL、US$54億新製油所建設計画
【ニューデリー】国営Hindustan Petroleum Corp Ltd(HPCL)は、マハラシュトラ州Mumbaiの既存製油所が直面するスペース不足を補うため、西海岸、取り分けムンバイとゴアの中間の何れかの場所に2万5000クロー(US$54.25億)を投じて年産1500万トンの新製油所を建設することを計画している。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが1月28/29日伝えたところによると、HPCLオフィシャルはこのほど以上の計画を明らかにした。それによると通常この種の製油所は2000エーカー以上の土地を必要とするが、年産650万トンのムンバイ製油所の敷地は僅か350エーカーで、深刻なスペース不足に直面している。
ムンバイ製油所以外にアンドラプラデシュ州Vizagに年産750万トンの製油所を有し、鉄鋼王Lakshmi Mittal氏と合弁でパンジャブ州に年産900万トンの新製油所を建設中のHPCLは、Vizagに100億米ドルを投じて石油精製および石油化学コンプレックスを建設することを計画したが、合弁パートナーのMittal氏とフランスの石油大手Total SAが相次いで同プロジェクトから撤退したため、計画の棚上げを強いられた。東南アジアと中東市場をターゲットにした輸出のみを手がける年産1400万トンの同製油所事業には、地元のOil India Ltd(OIL)やGas Authority of India Ltd(GAIL)をパートナーに引き入れることも試みられた経緯がある。
こうした中で、HPCLは年産1000万~2000万トンの新製油所を西海岸に設ける事業化調査を進めており、同調査は6ヶ月以内に完了する見通しだ。投資額は同事業化調査の結果に基づいて決定される。同プロジェクトはムンバイ製油所の拡張プロジェクトとしての性格を有し、マハラシュトラ州のRaigad県もしくはRatnagiri県に設けられる可能性がある。HPCLはマハラシュトラ州政府に2500~3000エーカーの土地の割り当てを求めている。しかしマハラシュトラ州での用地確保が困難ならグジャラート州も検討する。主に国内における石油製品需要に応じる同プロジェクトの借入/自己資本比率は2:1乃至2.5:1になる可能性があると言う。
HPCLのArun Balakrishnan会長は西海岸に新製油所を建設する意向を確認したが、詳細についてはコメントを控えた。
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