【ニューデリー】ネットブック、ノートブック、デスクトップを含むパーソナル・コンピューター(PC)の2009－10年第3四半期(2009/10-12)の販売台数は42％ジャンプ、200万台をマークした。
ビジネス・スタンダードが3月22日報じたところによると、情報技術製造業者協会(MAIT:Manufacturers' Association for Information Technology)はこのほど以上の数字を発表した。それによると、第3四半期のデスクトップの販売台数は前年同期比27％増の135万台、ネットブックとノートブックのそれは66万台を記録した。
MAITのVinnie Mehta常務理事(ED)によると、世界的景気後退の影響は遠のき、インドのITハードウェア産業は成長の軌道に復帰した。コンピューターから周辺機器、ネットワーク製品に至るまでITハードウェア産業は第3四半期に前年同期に比べ目覚ましい成長を遂げた。過去5四半期にわたり法人部門のIT支出の落ち込みが懸念されて来たが、第3四半期には法人部門が再び成長の牽引役を務めた。業種別では、テレコム、銀行、教育、中小企業、BPO(business process outsourcing)／IT対応サービスが、また政府の電子政府イニシアチブが、IT支出の伸びに貢献した。
多国籍ブランド品がデスクトップPC市場の65％を占め、地元ブランドやノーブランドが残りの35％を占めた。レーザー・プリンターは70％の伸びを見、無停電電源装置(UPS)は28％増の56万ユニットを記録した。
MAITは、2009－10通年のPC販売台数が、前年比7％増の730万台以上に達すると予想している。