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2010-03-31 ArtNo.43250
◆2月の中核インフラ産業成長率4.5%に鈍化
【ニューデリー】中核インフラ産業6業種(six core infrastructure industries)の2月の成長率は4.5%と、2010年1月の9.5%(当初発表の9.4%から上方修正)に比べ顕著に鈍化した。エコノミストらの間には高水準の経済成長を短期的に維持することに対する疑念が生じている。
デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月26/27/28日報じたところによると、これに先立つ3ヶ月間の中核インフラ産業成長率は、11月6%、12月6.4%、1月9.4%と、上昇基調を辿っていたが、2月の伸びは過去3ヶ月の何れの伸びも下回った。このため、一部のアナリストは製造業の復調が長続きするか否かに、懸念を表明している。
とは言え、2月の中核インフラ産業の成長率は昨年同月の1.9%を大きく上回った。部門別に見ると、電気7.3%(0.6%)、石炭6.8%(6%)、セメント5.8%(8.3%)、原油4%(-6.2%)、石油精製0.8%(0.5%)、鉄鋼完成品0.9%(2.4%)と、電気/石炭/原油/石油精製の成長率は前年同期の伸び(括弧内の数字、以下同様)を上回った。しかしセメント、鉄鋼完成品の成長率は前年同期を下回った。
この結果、年初11ヶ月(2009/4-2010/2)の中核インフラ産業成長率は5.3%と、前年同期の2.9%に比べ顕著な回復を見た。部門別伸び率は、電気6.4%(2.4%)、石炭8%(8.2%)、セメント10.6%(6.9%)、原油0.3%(-1.7%)、石油精製-0.4%、鉄鋼完成品4.5%(1.9%)となっている。
信用格付け会社Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストは、「中核インフラ産業の伸びは、不安定で変動性に富んでおり、2月の成長の鈍化が何らかのトレンドを表しているとは思わない。過去2ヶ月IIPの成長率は16%を超えたが、こうした伸びが長期的に維持されることはあり得ない。問題は8~9%の伸びを安定して実現できるかである。2月と3月については10~11%に鈍化するだろう」と指摘、野村ホールディングズのエコノミストSonal Varma女史も「中核産業の成長が低調とは思わない。依然として成長しており、変動は同産業特有の性格である」とコメントした。
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