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2010-04-28 ArtNo.43344
◆川崎、スーパーバイク市場の成長に乗じ子会社設立
【ムンバイ】川崎重工業株式会社は(KHI)は、250cc以上のモーターサイクルの輸入、組み立て、販売を手がける完全出資子会社India Kawasaki Motors Pvt. Ltd. (IKM)を設立した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレスが4月25日伝えたところによると、川崎は1984年に地元二輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd. (BAL)と技術提携を結びインド市場に進出を果たした。それから26年を経た今、終に子会社を設立、直接インド二輪車市場の開拓に乗り出した。新会社IKMは、引き続きBALのマハラシュトラ州Chakan工場を通じて製品の組み立てを行う。同工場では現在Kawasaki Ninjaが製造されている。川崎はインドで組み立てたモーターサイクルのコスト競争力を梃子に世界市場の開拓を図るものと見られる。
髙田廣代表常務取締役(モーターサイクル&エンジン・カンパニー・プレジデント)によると、現在の投資額は5クロー(US$112万)で、今後の投資やスタッフの増員は、同社製品に対する市場の反応にかかっている。インドにおける部品調達は今後拡大が見込まれるが、製造拠点の一部をインドに移転するか否かについて語るのは時期尚早と言える。BALとの提携は一層強化するが、出資する計画はない。完全ノックダウン(CKD)キットやその他の輸入キットをBALのChakan工場で組み立てている。インドにおける201CC以上のモーターサイクルの年間販売台数は約3万台で、今後数年内に5万~6万台に増加するものと見られる。同社の2010年の販売台数は1万台前後に達する見通しだ。
BALのRajiv Bajaj重役(MD)によると、川崎のインド市場進出は遅きに失したとは言えない。なぜなら川崎の強味はビッグ・スポーティー・バイクだが、250CC以上の大型バイクのバイヤーは、18~25歳の年齢層に限られている。30万ルピーのKawasaki Ninjaは月間平均100台販売されており、これは他社のスーパーバイク販売量の10倍近い。川崎はNinjaを年間1000台販売することを目指している。
BALは川崎との提携を通じ国際市場の開拓に成功した。特にフィリピンにおけるビジネスは活況を呈している。同社はタイ、インドネシア、ブラジル、アルゼンチン等の市場でも同様の成果をあげることを目指している。東南アジア諸国連合(ASEAN)市場はこれまでステップスルーが主流だったが、今後はモーターサイクル市場の拡大が見込まれる。過去数年間にステップスルーのASEAN市場におけるシェアはそれ以前の90%から60%に縮小したと言う。
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