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2010-04-28 ArtNo.43348
◆クリケット協会、Modi氏の停職決定
【ムンバイ】インド・クリケット連盟『Indian Premier League(IPL)』の管理機構、インドクリケット協会(BCCI:Board of Control for Cricket in India)は26日、IPLコミッショナーのLalit Modi氏を停職処分にするとともに、Chirayu Amin副会頭(board vice-president)を会長代行(board vice-president)に指名した。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが4月26日報じたところによると、インド最大のクリケット・イベントを巡る、政界要人やボリウッド・スターを巻き込んだ贈収賄事件が、与党統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)の前途にも陰影を投じる中、BCCIの13人の理事は、この日、不正財務処理、談合、放送権料のピンハネ等22件の嫌疑で本人不在のままモディ氏の停職を決めるとともに、14日以内にこれらの嫌疑に対する釈明をモディ氏に求めた。BCCIのShashank Manohar会頭はまた、International Management Group (IMG)との契約を破棄し、再交渉するとともに、2011年以降のフランチャイズ契約の第一次入札を取り消す方針も決めた。IMGとの契約が破棄されるのは過去10ヶ月来2度目。
Jagmohan Dalmiya氏がクリケットをセールス可能なビジネスに仕立てたとすれば、クリケット・ツァーの異名をとるモディ氏(46)は、僅か3年で同ビジネスを20億米ドルの途方もない事業に成長させた。しかしモディ氏はクリケットで培ったその名声を、クリケット以外の事業でおとしめて来た。
父親KK Modi氏が経営する繊維/タイヤ/化学/消費財等の年商20億米ドルの事業にさしたる興味を抱かぬモディ氏は1990年代初めに自らケーブル/衛星放送ビジネスを立ち上げた。同氏傘下のModi Entertainment Network (MEN)は1993年にWalt Disneyと51:49の合弁会社WD India Pvt Ltdを設立した。WD Indiaは、Walt Disney Consumer Productsを通じてディズニー・グッズを販売、Buena Vista TV Indiaを通じて、ディズニー関連の放送事業を手がけた。
MENは、1995年にはWalt Disneyと別途、ポピュラーなスポーツ・チャンネルESPNのインドにおける配信事業を手がける契約も結んだ。モディ氏はクリケットの放映を通じ、ESPNをインドにおける指導的なスポーツ・チャンネルに仕立て上げた。
MENは、パリ拠点のFTV、ドゥバイ拠点のTen SportsおよびDD Sportsとも同様の契約を結んだ。これによりMENの2001-02年の年商は60~70クロー(US$1348万-1573万)に達した。
しかしMENはこの時期に結んだパートナーシップ契約の何れについても、契約料の未払いでその後告訴された。こうした中でWalt Disneyとの関係も断絶した。
モディ氏は2007年には国内初のトラベル&リビング・チャンネルVoyagesを設立したが、IPLの資金が同チャンネルに流用されたとの報道が最近なされた。
ムンバイ郊外の海に面したモディ氏の豪邸には高級車のフリートが存在することで知られるが、同氏はこうした豪奢なライフスタイルはクリケットとは無関係と述べている。
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