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2010-05-21 ArtNo.43431
◆4月の輸出成長率36%マーク
【ニューデリー】宝飾品、工学製品、石油製品の需要拡大に支えられ、4月の商品貿易輸出は169億米ドルを記録、昨年同月の124億米ドルに比べ、36.2%の驚異的伸びを見た。
デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが5月19/20日報じたところによると、商工省のRahul Khullar次官は19日記者会見し以上の数字を明らかにした。それによると成長幅は大きいが、比較対象の昨年同月の数字が不振だったことに伴うベイス効果(base effect)を割り引いて見る必要がある。実際、今年4月の輸出額は一昨年同月の輸出額185億米ドルを依然下回っている。また成長の軌道に復帰したとは言え、ギリシャの金融危機が欧州経済全体に波及する中で、インドの輸出貿易の先行きはなお不透明である。
一方、4月の輸入は国内需要の増大に支えられ、昨年同月比43%増の273億米ドルをマークした。輸出成長を上回る輸入の伸びは、国内経済の復調を反映している。燃料の輸入は昨年同月比70%増の80億米ドル、宝飾品輸入は同118%増の20億米ドル、鋼材輸入は同147%増の12億米ドルに達した。
この結果、4月の貿易赤字は104億米ドルと、昨年同月の67億米ドルから激増した。会計年度のスタートに月間貿易赤字が100億米ドルを突破したものの、持続的に100億米ドルを超えない限り、懸念するには及ばない。政府は今年通年の推移を注意深く見守っていくと言う。
インド輸出組織連盟(FIEO:Federation of Indian Export Organisations)のA Sakthivel会頭は、「4月の貿易統計数字はインド経済の復調を示す新たな証拠」とする一方、「ユーロの軟化はインドの輸出貿易に大きな打撃を与える」と懸念を表明した。
なおインド製医薬品が欧州連合(EU)により差し押さえられている問題に関して、Khullar次官は来週、EUのDavid O'Sullivan貿易担当事務総長と会談すると言う。
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