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2010-06-02 ArtNo.43459
◆Posco、SAILと第2の合弁事業協議
【ニューデリー】韓国の鉄鋼メーカーPoscoは、Steel Authority of India Ltd(SAIL)と合弁で後者のジャールカンド州Bokaro工場付近に冷延方向性珪素電磁鋼板(cold rolled grain-oriented electrical steel sheet)の製造施設を設けることを計画しており、同プロジェクトに3500クロー(US$7.61億)近くを投じる見通しだ。
エコノミック・タイムズが6月1日、鉄鋼省のAtul Chaturvedi次官の言として伝えたところによると、政府はPoscoに以上の提案を行った。実行が決まればPoscoとSAILの合弁事業の第2期計画として進められるものと見られる。両社は1万5000クロー(US$32.61億)を投じBokaroに年産300万トンの総合的鉄鋼プラントを設ける最終段階の交渉を進めている。
SAIL取締役会は、冷延方向性珪素(CRGO)鋼板製造合弁事業を原則的に承認しており、年産能力は約50万トン、出資率はPoscoが51%、SAILが49%になりそうだ。
CRGO電磁鋼板は発電用ボイラー、電気モーター、変圧器、発電機、補完設備(BOP:balance of plant)等の製造に用いられるが、国内ではまだ製造されていない。国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)等の発電設備製造業者は、高い代価を払って米国、日本、中国、ドイツ等から輸入している。世界的に7~8社がこの種の鋼材を製造しており、Poscoはその内の1社。
Poscoは現在マハラシュトラ州Vile Bhagadに鋼材加工施設を建設中だが、同工場用地の余剰部分に年産30万トンの冷延無方向性(CRNO:cold rolled non-oriented)鋼の製造施設をSAILと合弁で設けることも検討している。CRNO鋼は家電製品や産業用設備の製造に用いられる。
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