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2010-06-08 ArtNo.43486
◆AP州、石油化学投資地域コンサルタント入札準備
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府はVisakhapatnam-Kakinada臨海地区に石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR:Petroleum, Chemicals and Petrochemical investment Region)を開発するマスター・プラン作成のためコンサルタントを指名する最終準備を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月5日伝えたところによると、州政府は来年6月までにPCPIRのマスター・プランを完成させることを目指しており、環境保護訓練調査研究所(EPTRI:Environment Protection Training and Research Institute)が関係する地域全体の環境への影響を調査している他、環境森林省の認可を取得する準備も進められている。製薬特別経済区(pharma SEZ)/Brandix SEZ /hetero SEZの環境認可は既に得ている。
K. Rosaiah首席大臣オフィスにおけるPCPIR検討会議後、州政府はVisakhapatnam県とeast Godavari県内の110ヶ村(revenue villages)、10マンダル(mandal:20乃至30の村から成る行政区画)を包含する603平方キロを、PCPIR用地として通達、計画/施行/進捗状況をモニターする特別開発局(special development authority)を設置した。
国営Hindustan Petroleum Corp Ltd(HPCL)/フランスのTotal SA/国営ガス供給会社Gas Authority of India Ltd(GAIL)/Saudi Aramcoから成るコンソーシアムは約80億米ドルを投じVisakhapatnam付近に年間原油処理能力1500万トンの製油所と石油化学施設を設けるプロジェクトを準備している。
HPCLは傘下のVisakha製油所を拡張、GMR groupはKakinadaに年間原油処理能力1500万トンの製油所を設ける詰めを進めている。
これらのプロジェクトがPCPIRのアンカー・プロジェクトになる。Visakhapatnam港とKakinada港を結ぶ全長140キロのPCPIR高速道路、Gangavaramプライべート港、South Rayavaram国際空港も建設され、国道5号線(National Highway 5)沿いには約12のSEZが設けられる。首席大臣は、Anakapalli-Atchutapuram間道路や他の道路を4車線に拡張するための用地買収費用として50クロー(US$1087万)を支出することを認めたと言う。
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