NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-06-11 ArtNo.43499
◆Tata Nanoの2工場生産は長期的に困難:納入業者
【パナジ】グジャラート州Sanand県のマザー工場が稼働したことから、今年8月以降は予約注文なしで世界で最も低廉な乗用車Tata Nanoを購入できるようになる。しかし懸念材料が全くない訳ではない。
ビジネス・スタンダードとファイナンシャル・エクスプレスが6月7/9/10日報じたところによると、Tata Motors Ltd(TML)のManoj Arora上級課長はNanoの1万5000キロ『Superdrive』に関する記者会見の席上、「今年8月乃至9月からはTMLショールームを訪れた顧客は、購入したNanoに乗って帰宅できるようになる」と語った。それによるとTMLは2009年3月23日にNanoを発売して以来、抽選方式により15万5000台の購入予約を受けた。この内10万台は価格保証付きで、これらは今年末までに引き渡しを完了する。現在既に3万5000台のNanoが国内の路上を走行している。Sanand工場は年間25万台製造できると言う。
しかしNanoコンポーネント納入業者はウタラーカンド州Pantnagarの従来の工場と新工場双方へのコンポーネント納入は長期的には困難と指摘する。Nanoに少なくとも6種類の主要コンポーネントを納入している某業者によると、TMLは納期を短縮するためSanand/Pantnagar両工場でNanoの製造を続けている。このため同社はマザー工場に納入すると同時に、Pantnagarの工場にも毎日約200台分のコンポーネントを納入しているが、ロー・ボリュームのPantnagar工場への納入を続けるのは長期的に難しいと言う。
Sanand工場は現在日産200~300台だが、来年3月末までに同1000~1200台に増産され、年産能力も25万台から35万台(日産1000-1200台)に引き上げられる。また需要次第では年産50万台まで拡大される。
TMLは今年12月までに第1次購入予約者への引き渡しを完了し、第2次予約の受付を開始する予定だが、その段階でもPantnagar工場におけるNanoの製造を続けるか否かは未定と言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.