NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-06-15 ArtNo.43511
◆燃料価格自由化で二輪車バイヤー、低燃費車にシフト
【ムンバイ】政府が燃料価格の自由変動制への移行を図る中で、二輪車バイヤーの関心もパワー・バイクから燃費の良い小型モーターサイクルにシフトするものと予想される。
ビジネス・スタンダードが6月9日伝えたところによると、Honda Motorcycle and Scooter India (HMSI)のNaresh Rattan副社長は、「これまで低燃費モデルは概して農村部をターゲットにして来たが、燃料価格の上昇が続く中、都市部においてもモーターサイクル購買パターンに変化が生じ、全体として低燃費モデルに関心がシフトする」と予想する。例えば100~110ccバイクの1リッター当たり平均走行距離は75~80キロ、これに対して150cc以上のバイクでは40~50キロに過ぎない。Rattan氏によれば、燃料価格の上昇は、多少に関わらずバイヤーの心理に影響を及ぼすと言う。
Bajaj Auto Ltd(BAL)やHero Hondaの都市部ディーラーも、燃料価格上昇の可能性が報じられる中で、エコノミー・モデルに対する問い合わせが増加したと語る。マハラシュトラ州PuneのBALディーラーによると、ここ数日Discover 100の販売が好調で、当初Discover 135の購入を希望していたものもDiscover 100に方針を転換したと言う。
HMSIによれば、モーターサイクル・オーナーの月間走行距離を平均1500キロとして、月間燃料コストは750ルピーと見積もられる。ガソリンの1リッター当たりの価格が3ルピー上昇すれば、月間燃料コストは50~60ルピー・アップすると言う。
ちなみに昨年インド国内で販売された937万台の二輪車の半数、450万台以上がエコノミー・クラスで占められている。
しかしBALのMilind Bade重役(マーケッティング&セールス担当GM)は、「消費者は燃料価格の上昇に極めて敏感で、二輪車購入の決定にも影響を及ぼす。しかしこうした影響は短期的なものにとどまる」と指摘した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.