NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-06-18 ArtNo.43524
◆NTTデータ、Patni買収交渉継続
【ムンバイ】NTT Data Corporationは、1億9900万米ドルでIntelligroupの支配権益買収を決めたにも関わらず、Patni Computer Systems(PCS)権益の買収交渉を続けている。
ビジネス・スタンダードが6月16日投資銀行筋の消息として報じたところによると、NTTデータはPCSプロモーターと、合計46.5%の後者権益を買収する突っ込んだ話し合いを進めている。NTTデータが野村を買収交渉のアドバイザーに指名したとの噂も伝えられているが、確認はとれていない。協議の中心は価格問題で、NTTデータは時間に制限を設けずねばり強い交渉を続ける姿勢とされる。
Patni兄弟-Narendra/Gajendra/Ashok-3氏は、証券会社Ambit Capitalをアドバイザーに指名、先月記録された過去52週間来最高の1株623.90ルピーを13~28%上回る価格で、それぞれの持ち分を一括して売却することを目指している。したがって売却総額は4200~4800クロー(US$9.13億-10.44億)になる。PCSの15日の終値は前日の572.30ルピーから556.55ルピーに2.75%下降した。
IT市場調査会社の某アナリストは「NTTデータはインドにおけるプレゼンス拡大を図っているが、遅々としている。富士通も2001年にインド進出を果たしたが、約1500人のスタッフを擁するに過ぎない。情報技術(IT)企業にとって企業規模と顧客ベースは極めて重要だ。その点、PCSはNTTデータにとって最良の買収対象と言える」と指摘した。その実、PCSはIntelligroupの買収を図ったが、NTTデータが先手をとってIntelligroupの買収を決めた。このこともPCSのプロモーターに対する圧力になる見通しだ。Intelligroupの買収はNTTデータにBPO(business process outsourcing)領域の強味を与える。PCSは、BPO領域の主要プレーヤーではないが、NTTデータはその買収を通じITサービスを強化できると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.