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2010-08-09 ArtNo.43751
◆自動車産業、祝祭日シーズン前に設備能力逼迫
【ムンバイ】例年祝祭日シーズンの9~10月は乗用車や二輪車メーカーにとって豊穣な収穫期だが、主要乗用車メーカーは何れも設備能力の逼迫に直面しており、今年は需要に応じきれない状況に陥りそうだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月7日報じたところによると、売上げが前例のない年率30%の成長を見る中、インド自動車産業は設備能力の限界に達し、祝祭日期間の購入待ち時間は一層長引くものと見られる。
例えばMaruti Suzukiのハリヤナ州Gurgaonと同州Manesarの2工場の合計年産能力は100万台、月間にしておよそ8万3000台だが、今や月間10万台以上を生産しており、これ以上の増産は不可能な状態にある。
Hyundai Motor Indiaの生産能力は3交替制を敷いた場合、月間5万台だが、月間販売台数は既に5万台を超えており、需要に応じきれない状況にある。
一方、グジャラート州Sanand県の新工場における小型車Nanoの製造に拍車をかけるTata Motorsは、ケララ州におけるNanoの注文受付を開始した。同社はオナム(Onam:マハーバリを祭神とするケララ州の収穫祭)期間を通じケララ州内100カ所にタッチポイントを設け、Nanoの注文に応じる。
自動車業界はまたコンポーネントの供給不足にも直面している。Hyundai Motor IndiaのArvind Saxena営業部長は「大部分のコンポーネント不足はほぼ対策を講じたが、タイヤの供給確保が依然困難に直面している」と語った。
○Maruti Suzuki、フォルクスワーゲンの受託製造検討
【ニューデリー】Maruti Suzuki India Ltd (MSIL)は、受託製造契約ベースでVolkswagenの国際市場の需要に応じる可能性を検討している。同社は既に日産とこの種の契約を結んでいる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが8月4/5日伝えたところでは、MSILは4日以上のステートメントを発表するとともに、今年通年の欧州向け輸出が20~30%下降するものと予想、他の市場への輸出で穴を埋める意向を表明した。同社は昨年欧州市場に12万台を輸出している。
○Tata-Fiat合弁会社、膨大な赤字に直面
【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)とFiat Auto SpAの50:50の合弁会社Fiat India Automobiles Pvt Ltd (FIAPL)は2009-10年に前年比39%増、970.7クロー(US$2.11億)の損失を計上した。
ビジネス・スタンダードが8月4日報じたところでは、3年前に設立されたFIAPLはマハラシュトラ州Pune近郊Ranjangaonに4000クロー(US$8.7億)を投じて工場を設け、FiatとTML双方の乗用車/エンジン/トランスミッションを製造している。合弁パートナーは何れも赤字の原因を明らかにしていないが、アナリストは低稼働率と原材料コストの上昇を挙げている。
一方、デカン・ヘラルドが4日伝えたところではTMLは、世界の2つのイマージング・マーケット中国とインドに、低燃費車、ハイブリッド車、そしてJaguar及びLand Roverブランドの高級車新モデルをより多く投入する計画だ。
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