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2010-09-13 ArtNo.43920
◆シェールガス鉱区入札を2011年下半期までに募集
【ムンバイ】石油天然ガス省は2011年下半期までにシェールガス(shale gas)のための特別探査政策(special exploration policy)を立案、その直後に関係入札を募集する。
エコノミック・タイムズが9月11日伝えたところによると、石油天然ガス省のS Sundareshan次官はこのほど記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると、同省は来年第2四半期もしくは第3四半期までに関係入札を行うことを目指している。シェールガス探査政策は、既存の新探査ライセンス政策NELP(new exploration licensing policy)とは異なる。
Murli Deora石油天然ガス相はこれ以前に「政府は、シェールガスの効果的探査開発のための政策的枠組みを1年以内に立案する」と語っていた。
実際に採掘可能な量は明らかでないが、インドのシェールガス埋蔵量は、従来型天然ガスの埋蔵量を上回る。シェールガスは炭層メタンに次ぐ、インド第2の非伝統的ガス資源で、グジャラート州のCambay、東北地区のAssam-Arakan、中央インドのGondwana等、複数の盆地にシェールガスの埋蔵が確認されている。
国営探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)取締役会は今年3月、パイロット事業としてDamodar盆地のシェールガス探査を行う計画を承認した。
政府は、今後1年以内にシェールガス鉱区の入札を募集するが、それに先立ってシェールガスの潜在埋蔵量を評価する専門家を指名、その後探査開発のルールを作成すると言う。
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