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2010-09-20 ArtNo.43937
◆中央銀行、政策金利引き上げ
【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India(RBI)は2010-11年第1四半期の国内総生産(GDP)が8.8%の成長を遂げたのに励まされ16日、短期貸出金利(repo rate)を6%に25ベイシスポイント、短期借入金利(reverse repo rate)を5%に50ベイシスポイント、それぞれ引き上げ、インフレの鎮静を図った。金利引き上げは即時発効した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとファイナンシャル・エクスプレスが9月17日伝えたところによると、RBIは、金融引き締めを緩める可能性を示唆していたが、一転して巷間の予想を上回る金利引き上げを行った。今回の引き上げで流動性調整ファシリティー(LAF)は100ベイシスポイントに狭まった。すなわちレポレートと逆レポレートのギャップが100ベイシスポイントに25ベイシスポイント狭められた。これにより、翌日もの金利の変動が抑制され、金融政策の波及メカニズム(monetary transmission mechanism)が強化された。
RBIは7月の第1四半期金融政策見直しに際しても翌日もの金利をほぼ同レベル引き上げた。
今会計年度の開始以来、RBIは支払い準備率(CRR:cash reserve ratio)を6%に100ベイシスポイント、レポ・レートを125ベイシスポイント、逆レポ・レートを175ベイシスポイント、それぞれ引き上げ、インフレ抑制に努めている。
卸売物価指数(WPI)をベースにした8月のヘッドライン・インフレは8.5%と、RBIの2011年3月期年度を通じた6%の目標比率を上回った。
中央銀行が第2四半期の最終段階に行った金利引き上げに、銀行界が直ちに応じ預金/貸出金利を今すぐ引き上げる可能性は少ないが、預金者や借入者は10月には金利の上昇を実感するものと見られる。
RBIによると、インフレを織り込んだマイナスの実質金利は国民の貯蓄意欲を失わせ、預金成長を鈍化させる。仮に銀行貸出しの伸びに影響しないなら、預金意欲を高めるレベルに実質金利を維持する必要があると言う。
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