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2010-10-01 ArtNo.43996
◆回教寺院跡地の3分の2はヒンドゥー教徒に帰属:高裁判決
【ラクナウ】Allahabad高裁は9月30日、ウッタルプラデシュ州Ayodhyaに1992年に破壊されるまで500年にわたり存在したバーブリー・モスク(Babri Masjid)の敷地の3分の1はヒンドゥー教徒、同じく3分の1はヒンドゥー組織ニルモーヒー・アカーラー(Nirmohi Akhara)、そして残りの3分の1はスンニ派回教徒信託委員会(Sunni Muslim Waqf Board)に、それぞれ帰属するとの判決を下した。バーブリー・モスク跡地は、ラーマ神(Lord Ram)の誕生の地とされる。
ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレスが9月30日報じたところによると、高裁は、同地の所有権を主張する原告ニルモーヒー・アカーラーおよび被告スンニ派回教徒信託委員会双方の訴えを斥け、所有権は原告と被告にラーマ神(Ram Lala Virajman)護持者を加えた3者に帰属するとの裁定を下した。これを不満とするスンニ派信託委員会とヒンドゥー会議(Hindu Mahasabha/Hindu Congress)は、共に最高裁に上訴する方針を決めた。しかしニルモーヒー・アカーラーは「この種の紛争に勝者も敗者もあってはならない」とし、高裁判決を受け入れる方針を明らかにした。
地元紙によると、インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)幹部は判決後、同党古参幹部L K Advani氏の私邸に集合、およそ2時間にわたり対策を協議した。Advani氏はその後、「高裁判決は、アヨディヤにラム・ジャンマブーミ寺院を再建するヒンドゥー教徒の権利を認めたもので、ラーマ神の生誕地における寺院建設計画を大きく前進させるもの」とのステートメントを発表した。
統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)側にも同様の動きが見られたが、判決内容を高く評価したBJPとは異なり、国民会議派は若干曖昧な姿勢を示している。アヨーディア紛争は過去20年にわたりウッタルプラデシュ州における選挙戦の行方を左右して来たが、最近の選挙で失地を回復したばかりの国民会議派は今回の判決が同州政局に如何なる影響を及ぼすか注目している。
○日印初の軍事会合
【ニューデリー】インド空軍のPradeep Naik大将兼参謀長が27日から3日間にわたり日本を訪問するのと時を同じくして、番匠幸一郎陸上幕僚監部防衛部長に率いられる3人の代表団がニューデリーを訪れ、28日から10月1日まで当地で、両国関係の現状分析、軍事協力、軍事的安全保障等の問題に関する両国国防担当者の初の会合を行う。一方、Naik大将は訪問先で外薗健一朗航空幕僚長と会談する。
ザ・ヒンドゥーが9月29日伝えたところによると、これにより日本はインド陸軍が二国間対話を行う9番目の国になった。これまでにインド陸軍が二国間対話を行った国とは、①オーストラリア、②バングラデシュ、③フランス、④イスラエル、⑤マレーシア、⑥シンガポール、⑦米国、⑧英国。インドと日本は昨年、国防行動計画(Defence Action Plan)について合意している。
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