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2010-10-04 ArtNo.43999
◆8月の輸出成長率22.5%、輸入32.2%
【ニューデリー】今年8月の輸出は166億4000万米ドルと、昨年同月の135億8000万米ドルに比べ22.5%増加、10ヶ月連続のプラス成長を記録した。また今年7月の13.2%の伸びを上回った。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルドが10月2日報じたところによると、インド政府は1日以上の数字を発表した。それによると、インド産品に対する世界的な需要回復に伴い、輸出は成長基調を維持しており、この分なら今年通年の目標輸出額2000億米ドルは容易に実現できそうだ。
一方、今年8月の輸入は296億7000万米ドルと、昨年同月の224億4000万米ドルに比べ32.2%増加した。
この結果、8月の貿易赤字は130億3000万米ドルに達した。非石油輸入の拡大を背景に、今会計年度初め以来、貿易赤字が持続的に増加している。商工省のRahul Khullar次官が最近語ったところによると、今会計年度(2010-11)の輸出成長率は、比較的小幅で、特に一昨年度(2008-09)のそれを大きく下回っている。このことが貿易赤字の拡大につながっている。
年初5ヶ月(2010/4-8)の輸出は昨年同期の663億2000万米ドルから852億7000万米ドルに28.6%、輸入は同1066億米ドルから1418億9000万米ドルに33.1%、内、非石油輸入は同756億7000万米ドルから1011億5000万米ドルに33.7%、石油輸入は同309億2000万米ドルから407億3000万米ドルに31.7%、それぞれ増加した。この結果、年初5ヶ月の貿易赤字は、昨年同期の402億7000万米ドルから566億2000万米ドルに拡大した。
Citigroup IndiaのエコノミストRohini Malkani/Anushka Shah両氏によると、貿易収支赤字の主因は非石油輸入、取り分け資本財輸入の急増で、これは国内経済の復調を反映している。このため通年の貿易赤字は1440億米ドルに達する見通しと言う。
アナリストらは、貿易赤字の拡大で今会計年度の経常収支赤字は増大する見通しだが、活発な資本の流入により相殺できると予想している。中央銀行Reserve Bank of India(RBI)の発表によると、貿易収支/貿易外収支/移転収支から成る経常収支の赤字は、今会計年度第1半期(2010/4-6)に137億3000万米ドルをマーク、昨年同期の45億米ドルから激増した。アナリストらによると、ルピーの対米ドル相場の上昇も輸出成長率鈍化の一因になっている。
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