SEAnews 2010-10-13 ArtNo.44050

【ニューデリー】国営航空会社Air India(AI)は、その膨大な負債を返済するため、政府に次期会計年度、新たに2000クロー(US$4.55億)の新資金注入を求める見通しだ。
エコノミック・タイムズが10月11日伝えたところによると、政府筋は10日以上の見通しを語った。AIは、航空機の購入等に伴う負債を毎年3000～4000クロー(US$6.82億-9.09億)支払う必要がある。負債元金の返済額は月間300クロー(US$6819万)、利子は同200クロー(US$4546万)にのぼる。
民間航空省は、政府に対し、既に承認された2000クローに上乗せして新たに2000クローを追加出資するよう要請する見通しだ。これにより負債／自己資本比率が改善すれば、金融機関も負債の再編に応じやすくなると言う。
○Maran氏、SpiceJetの7.4％株買い増し
【ニューデリー】Sun TVのKalanithi Maran会長兼MDと同氏傘下のKAL Airwaysは、SpiceJetの7.42％権益を135.10クロー(US$3071万)で買収した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月12日報じたところによると、SpiceJetはボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。Maran氏は今年6月に同低コスト航空会社の37.7％の権益を取得することで合意しており、今回の取引はその一環。これにより同氏のSpiceJet持ち分は25.12％に拡大した。同氏は先週直接の持ち分を17.71％に拡大していた。