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2010-10-13 ArtNo.44056
◆カルナタカ州にプレジデンツ・ルール提案
【バンガロール】カルナタカ州のB. S. Yeddyurappa首席大臣に率いられるインド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)政府は、造反した16人の議員資格を剥奪し、11日に行われた州議会における信任投票を何とか乗り切ったが、H. R. Bharadwaj知事は中央政府に対し、同州にプレジデンツ・ルール(President's rule:インド憲法356条により定められた非常事態下の大統領の専政)を敷くよう提案した。
ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが10月7/11/12日伝えたところによると、州内閣人事を巡る意見の対立からBJP議員14人とBJPと連立を組む無所属議員4人の合計19人が6日、Bharadwaj知事にYeddyurappa首席大臣不信任を表明した。これを受けて知事は、首席大臣に州議会における信任投票を行うよう求めた。
州議会のK. G. Bopaiah議長は信任投票に先立ってBJP議員11人と無所属議員5人の議員資格を剥奪した。この結果残る206人の州議会議員中106人がYeddyurappa首席大臣を信任したが、議員資格を剥奪された16人の議員はカルナタカ高裁に訴えた。
カルナタカ州はBJPが南部で初めて政権を獲得した州で、州議会の任期は5年。これまでに28ヶ月を終え、なお32ヶ月を残している。中央政府がカルナタカ州にプレジデンツ・ルールを宣言した場合、同宣言後、60日以内に国会の承認を得る必要がある。BJPは仮にプレジデンツ・ルールが敷かれるなら法廷に訴えるとしている。
国民会議派の中核グループは11日夕刻に会議を開き、プレジデンツ・ルールを求めたBhardwaj知事の提案を検討した。最終方針は12日の閣議で下される見通しだ。その際には議員資格を剥奪された16人の訴えに対する高裁判決も出ているものと見られる。
○アヨディヤ紛争巡りVHPとRSSの意見分かれる
【ニューデリー】インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)の支持母体、民族奉仕団(RSS:Rashtriya Swayamsevak Sangh)は、ウッタルプラデシュ州Ayodhyaにおける宗教紛争を解決するため、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対話を促進する意向を表明しているが、世界ヒンドゥー協会(VHP:Vishwa Hindu Parishad)は、同地にイスラム寺院の建設を認める余地はないとの立場を堅持している。
ビジネス・スタンダードが12月12日伝えたところによると、VHP指導者のGiriraj Kishore氏は、「我々は壮大なヒンドゥー寺院の建立を計画しており、回教寺院を建設する余地はない。何故ならイスラム教徒には何ら発言権はないからだ」とし、最高裁に上訴する方針を改めて確認した。
RSS幹部は、「最高裁に上訴すれば、ヒンドゥー寺院の建設計画は一層遅延せざるを得ない。ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の代表は直ちに一堂に会し、問題の解決策を話し合うべきだ」と語った。これに対してVHPは話し合いで問題が解決できるなら、これまでに解決できたはずで、最高裁で決着をつける他ないとしている。
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