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2010-10-22 ArtNo.44096
◆Tata Metaliks、コークス炉建設の技術と投資形態検討
【コルカタ】Tata Metaliks Ltd(TML)は、マハラシュトラ州Rediと西ベンガル州Kharagpurにそれぞれ年産12万トンのコークス炉(coke oven)2基を建設する方針を決めた。投資額は未定。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月21日伝えたところによると、TML取締役会は先週、コークス炉2基の建設計画を承認した。西ベンガル州Kharagpurには焼結炉(sinter plant)も建設される。40平米の土地に設けられる焼結炉のコストは70~80クロー(US$1591万-1818万)で工期は18~24ヶ月と見積もられる。
コークス炉プロジェクトの投資額は採用する技術とベンチャーのタイプに依存する。コークス炉のコストは機械化の度合いにより40~60クロー(US$909万-1364万)と見積もられるが、より重要なことは、単独で建設するか、他社との提携方式をとるか。
Kharagpur工場の場合、目下のところ必要とする年間24万トンのコークスの2分の1を輸入し、残りは他社とのコンバージョン・アレンジを通じ調達している。国際市場におけるコークスの価格は変動性に富んでおり、自前のコークス炉を設けることにより、輸入依存を軽減できる。
焼結炉は、現在廃棄されている粉鉱石(iron ore fine)を原料とし、生産した焼結物は高炉の混ぜものとして利用する。
マハラシュトラ州Rediの既存旧式コークス炉の年産能力は6万トンで、年産12万トンのコークス炉を増設すれば、年産量は18万トンに拡大、やはりコークスの輸入依存を軽減できる。
○9月の鉄鉱石輸出47%ダウン
【ニューデリー】今年9月の鉄鉱石輸出は302万トンと、昨年同月の570万トンに比べ47.46%の落ち込みを見た。過去最大の落ち込みの原因はカルナタカ州が鉄鉱石の輸出を禁止したことに加え、雨期の降雨量が増加し、降雨地域が拡大したため。
デカン・ヘラルドが10月20日、インド鉱業連盟(FIMI:Federation of Indian Mineral Industries)の発表を引用し報じたところによると、世界第3位の鉄鉱石輸出国インドは、昨年は2億1800万トンの鉄鉱石を生産、半ばを輸出した。全体の80%が中国に輸出された。今年9月末までの6ヶ月間の輸出は4020万トンと、前年同期比8.43%減少した。今日、塊鉱(iron ore lump)には15%、粉鉱(iron ore fine)には5%の輸出税が課されている。
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