【ニューデリー】国営火力発電会社National Thermal Power Corporation Ltd (NTPC)は独自の原子力発電所を建設するため、海外の核反応炉メーカーを物色している。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月24日報じたところによると、NTPCのArup Roy Choudhury会長兼MDはこのほど以上の計画を語った。それによると、インド米国民生用核協力協定は原子力発電市場の機会を開放した。NTPCは既にNuclear Power Corporation of India Ltd (NPCIL)と合弁で原子力発電市場に進出する道を開いた。しかし今や独自のプロジェクトとして原子力発電所を建設することを計画、海外のパートナーを物色していると言う。
NTPCとNPCILは49：51の合弁で700MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の国産加圧重水炉(PHWR:pressurised heavy water reactor)の建設を計画している。NTPCはこれとは別に輸入軽水炉(light water reactor)をベースにした原子力発電所を建設する計画と言う。 ○NPCIL、マハラシュトラ州原発事業を2018年までに完成
【ニューデリー】Nuclear Power Corporation of India Ltd (NPCIL)は、フランス企業Arevaと共同でマハラシュトラ州Jaitapurに各1650MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の核反応炉2基を設ける計画で、2018年までに完成させることを目指している。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月23日伝えたところによると、これらはインド原子力発電市場が開放されて後、最初に建設される輸入核反応炉ベースの原子力発電所になる。NPCILは、最近、マハラシュトラ州政府と、建設用地住民の再定住社会復帰(R&R:resettlement and rehabilitation)契約を取り交わした。中央政府がRatnagiri県の臨海地を原発用地に指定してから既に4年を経過している。 ○アルミ製錬会社Nalco、グジャラート州に原発建設
【ニューデリー】国営アルミニウム製錬会社National Aluminium Company Limited (Nalco)は、Nuclear Power Corporation of India Ltd(NPCIL)と合弁で1万2600クロー(US$28.64億)を投じグジャラート州Suratに1400MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の原子力発電所を建設する。
エコノミック・タイムズが10月22日報じたところによると、NALCOのA K Shrivastava会長兼MDは22日以上の消息を語った。それによるとNalcoとNPCILは10月末までに合弁契約を結ぶ。各700MWの発電設備2基が設けられ、NPCILが支配権益を握る。