NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2010-10-25 ArtNo.44116
◆8月の外国直接投資流入額60%減少
【ニューデリー】今年8月の外国直接投資(FDI:Foreign direct investment)流入額は13億3000万米ドルと、昨年同月の32億6000万米ドルに比べ60%減少、今会計年度に入って以来最低を記録した。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが10月22日報じたところによると、インドの国内経済と輸出は回復基調を辿っているが、FDIの流入額は今年6月13億8000万米ドル、同7月17億8000万米ドルと、6月以来、昨年同月比で下降線を辿っている。
今年初2ヶ月のFDI流入額は4月が21億7000万米ドル、5月が22億1000万米ドルだった。
今年初5ヶ月(2010/4-8)のFDI流入額は88億8000万米ドルと、前年同期の137億6000万米ドルに比べ35%減少した。
信用格付け会社Credit Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストによると、成長基調を辿るインド経済は良好な投資機会を提供しているため、FDIの流入も長期的には回復する見通しだが、世界経済の先行きが不透明なため、いつ回復するかを見通すのは難しと言う。
国連貿易会議(UNCTAD)の最新報告書は、インドが2010~2012年を通じ、中国に次いで2番目に重要な投資地と述べている。
今年8月の主要なFDI流入業種としては、サービス、電気通信、建設、コンピュータ・ソフトウェアおよび同ハードウェアが挙げられ、主要投資国にはモーリシャス、シンガポール、米国、英国が名を連ねている。
昨年(2009-10)通年のFDI流入額は258億8000万米ドルと、前年の273億3000万米ドルを5%下回った。
○インド、IMFクオータ・アップ
【慶州】主要20カ国(G20)会議は23日、新興市場の開発途上国(EMDC:emerging market developing countries)および未代表権諸国(underrepresented countries)の国際通貨基金(IMF)出資割当(quota)を6%以上引き上げることを決めた。これに伴いインドのIMF内順位も12位から8位に3ランク・アップした。
デカン・ヘラルドとファイナンシャル・エクスプレスが10月23/24日伝えたところによると、インドのPranab Mukherjee蔵相はこの日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、インドのクオータは現在の2.44%から2.75%に引き上げられた。ちなみに中国のクオータは3.65%から6.19%に引き上げられ、ランクも、これまでの6位から、ドイツ/フランス/英国を追い越し3位にジャンプした。
○インドの貿易赤字世界3位
【ニューデリー】インドのカレンダー・イヤー、2009年の商品貿易赤字は870億米ドルと、米国の5490億米ドル、英国の1290億米ドルに次いで、世界3位にランクされた。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月22日報じたところによると、世界貿易機関(WTO)はこのほど発表した『2010年国際貿易統計(International Trade Statistics 2010)』の中で以上の数字を明らかにした。ちなみにインド商工省は2010-11年度の貿易赤字を1350億米ドルと予想している。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.